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2011,06,18, Saturday/
hirayanagi
福島第一原発事故で、現在最も問題になっている放射性物質は放射性セシウム(Cs-137)で、この半減期が約30年と長いため、現場周辺地域の放射性セシウム汚染はかなり深刻です。
放射性セシウムは体内に入ると主に筋肉組織などの細胞内に溶け込み、体外に排出されるまで100日~200日かかるので、その間ずっと体内でベータ線やガンマ線を放射し続けるため、細胞内のDNAを直接傷つけたり、細胞内にフリーラジカル(スーパーオキシドアニオンラジカルやヒドロキシラジカルなどの遊離活性基)を産生し、細胞内の諸器官に様々な障害を引き起こしたりします。
フリーラジカルによって細胞が死滅すれば問題は少ないのですが、中途半端に傷つけられたまま細胞が生き残った場合には、その細胞は本来の機能が果たせなくなって老化を促進させたり、異物として無制限に増殖し続けてガン化したりします。
これまでの研究で、ビタミンCやビタミンEならびにカロチノイドなどの抗酸化ビタミンではフリーラジカルをスカベンジ(捕捉)できないことが分かっていますが、放射線(ガンマ線など)に被曝する前にショウガを摂っておくと、体内でのフリーラジカルの産生をかなり阻止できるとの報告があります。
インドのKasturba医科大学のJagetia氏らの研究(Cancer Biother Radiopharm 2004)によれば、マウスを用いた実験(右図)で、大量のガンマ線照射の5日前から一日一回、ショウガを経口摂取させておくと、ショウガを照射後に摂取させた場合や摂取させなかった場合に比べ、照射後の細胞ダメージが有意に少なく、生存率がはるかに高くなることを報告しています。
これは、ショウガ成分がスーパーオキシド・ディスムターゼ(SOD)やカタラーゼならびにグルタチオン・ペルオキシダーゼといった抗酸化酵素の活性を高めて、フリーラジカルをスカベンジしたり、脂質過酸化を阻止したりして、細胞の酸化ストレスを軽減し、危険な放射線(ガンマ線)から細胞を守るためと考えられます。
酸化ストレスは放射線障害だけでなく、ガン、動脈硬化、糖尿病、アルツハイマー型認知症などの発症ないし症状悪化をも引き起こすため、ショウガによる細胞の酸化ストレス軽減作用は、「ガン」や「老化」などの進行に対するブレーキの役目を果たすものと考えられます。
また、韓国の慶熙大学のGuahk氏らの研究(J Med Food 2010)によれば、ショウガ水溶液をあらかじめ皮膚に塗ってから紫外線(UVB)を照射した場合、ジンゲロールとショウガオールの抗炎症作用によって、皮膚へのダメージが軽減され、シワやシミの発生が抑えられることを報告しています。
このように、ショウガを日常的に利用することは、原発放射線による健康障害を予防するためのみならず、日頃の健康や美肌の保持・増進にも、とてもよいことです。
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2011,05,22, Sunday/
hirayanagi
病原性大腸菌のうちの腸管出血性大腸菌による食中毒死亡事件がまたもや発生してしまいました。
1996年に大流行した腸管出血性大腸菌はO157でしたが、今回、焼き肉チェーンで生牛肉のユッケを食べた人の食中毒はO111でした。
O157やO111などの腸管出血性大腸菌は牛などの腸管に生息する病原性大腸菌で、家畜などの糞便に汚染された食品が人の体内に入り込むと、およそ3~5日の潜伏期のあと、「ベロ毒素」が大腸の粘膜を破壊して水分を吸収できなくさせたり、血管を破壊して出血を引き起こしたりするため、激しい腹痛を伴い、血の混じった水様性の下痢のあとに血便が出るようになります。
消費者がなすべき予防法は、生肉を加熱(75℃以上で1分間以上)して食べることですが、もし自己責任で生肉を食べる場合には、ショウガやニンニクやワサビを一緒に食べるとよいでしょう。
イリノイ州にあるイリノイ工科大学のGupta氏らの研究(Foodborne Pthog Dis 2005)によると、ニンニクの悪臭成分のアリシンやショウガのジンゲロールには腸管出血性大腸菌O157(Escherichia coli O157:H7)に対して殺菌効果がみられることを報告しています。
また、インドのマハトマ・ガンジー大学のIndu氏らの研究(Braz J Microbiol 2006)では、病原性大腸菌に対して殺菌効果が認められる食材として、ニンニク、ナツメグ、ショウガをあげています。
やはり、日本人は生の風味が好きな民族で、先人たちは肉や魚を生で食べる際、刺身や寿司のワサビやガリ(ショウガ)や馬刺しのニンニクなど、殺菌効果が高い「毒消し」の薬味を必ず添えてきました。
そういえば、カツオのたたきにも、ニンニクのスライスやショウガのすり下ろしが乗せられるのも、先人たちが、生食の際に、食当たりすることのないように、彼らの経験から食べ合わせる薬味をあみ出してきたためだと思います。
これに加えて、エジプト農務省農業研究所のBadawy氏らの研究(Rev Sci Tech 2004)によると、ハチミツにもO157のような腸管出血性大腸菌に対して殺菌効果があると報告しています。
ショウガによる食中毒予防は、病原性大腸菌のほか、鶏肉・鶏卵によるサルモネラ菌属や魚介類による腸炎ビブリオといったグラム陰性菌のみならず、強固な細胞壁をもつ黄色ブドウ球菌や結核菌などのグラム陽性菌にも有効であるとの報告(J Ethnopharmacol 1989)があります。
食中毒が多発する夏場に向かって、生肉を食べる時にはショウガやニンニクやワサビなど、殺菌効果が認められる食材を一緒に摂ることをおすすめします。
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2011,04,25, Monday/
hirayanagi
2011年4月11日の東日本大震災に端を発する福島第一原発事故により、大量の放射性物質が大気中や海水中に漏洩し、未だ完全な放射性物質や放射線の封じ込めができていない状況が大きな社会不安要因となっています。
福島第一原発で事態の収拾作業にあたっている人では、短期間に高線量の放射線を被曝する危険性があり、急性障害としての放射線宿酔(吐き気・嘔吐)、白血球(主にリンパ球)の減少、脱毛、皮膚炎、生殖器障害、胃腸障害、内出血などが心配です。
また、福島第一原発に比較的近い地域に住んでいる人では、もし長期間にわたり低線量の放射線を体内外から浴び続けた場合に、数ヶ月~二三十年後に、晩発性障害としての白内障、甲状腺ガン・白血病・皮膚ガンなどのガン、再生不良性貧血、老化促進などが気にかかります。
体外、体内の何れからでも、一定線量以上の放射線を浴びた場合、体内にフリーラジカルと呼ばれる活性酸素が多量に発生します。
活性酸素は細菌やウイルスなどの病原体が体内に侵入してきた際、白血球(特に好中球)が活性酸素を利用して病原体を破壊する反面、過剰な活性酸素はシミ・シワなどの見た目の老化現象や様々な病気の原因となります。
特に、ガンや心血管疾患ならびに糖尿病においては、その90%が活性酸素によるといわれています。
たとえば、活性酸素は正常な細胞内のDNAを傷つけて、ガン細胞の発生や増殖を促したり、悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪を過酸化脂質に変えて血管をもろくし、心筋梗塞や脳卒中の原因となる動脈硬化を促進したりします。
現在、ガンが死因第1位(全死因の約30%)を占め、次いで心疾患(16%)、脳血管疾患(11%)となっており、ガンと心血管疾患が生命を脅かす主要な病気といえます。
これらの病気で亡くなる人を減らすには、早期発見や早期治療(二次予防)も大切ですが、これらの病気にかかる人を減らすこと(一次予防)も大変重要です。
では、死因第1位のガンを予防する食材として、どのようなものがあるのでしょうか?
テキサス州(ヒューストン)にあるテキサス州立大学M.D.アンダーソンがんセンターのAggarwal氏らの研究(Biochem Pharmacol 2006)によれば、ガン予防効果が期待できる食材として、図に示す18種類(アーティチョーク・オレアンダー(毒性あり)・トマト・ニンニク・ニンジン・茶・赤ブドウ・赤唐辛子・ターメリック・クローブ・プロポリス・アブラナ科野菜・ザクロ・ショウガ・バジル・フェンネル・大豆・アロエ)をあげています。
私見ですが、この18種類の他に、抗ガン作用のある成分(ヘスペリジン・ナリンギン・オーラプテン・β-クリプトキサンチン・リモネン)を含むユズ(柚子)などの柑橘類や、ベータ1,3Dグルカンを含むキノコ類や海草類もガン予防食材として欠かせません。
一方、ガンや心血管病や糖尿病など、活性酸素が大きく関与する病気全般の予防に役立つ食材には、どのようなものがあるのでしょうか?
ノルウェーのオスロ大学のBlomhoff氏らの研究(Am J Clin Nutr 2006)で抗酸化力(活性酸素消去能力)の観点から調査した結果、1,113の検査品目中で、ショウガは抗酸化物質含有量(100gあたりのmol数)がクローブ、オレガノに次いで第3番目であり、その後にシナモン、ターメリックなどが続きました。
ショウガは強力な抗酸化力が期待できる身近で安価な食材ですので、多くの人が日常的にお摂りになることをお勧めします。
生ショウガに多いジンゲロールよりも、それを加熱乾燥すると増えるショウガオールのほうが、どちらかというと抗酸化力が高いという報告はありますが、ご自分の好みやその他の効能で、どちらを選択してもよいでしょう。
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2011,02,01, Tuesday/
hirayanagi
2月2日(水)、TBS系列の朝のテレビ番組(8時30分~)「はなまるマーケット」の★とくまるコーナーで、免疫力アップレシピ大特集!が放映され、ショウガなどによる免疫力アップ効果が紹介されました。
しかしながら、あまり免疫力を高めすぎたり、あるいはヘルパーT1(Th1)細胞とヘルパーT2(Th2)細胞など、免疫細胞間の活動バランスが極端に崩れたりすると、花粉症・アトピーなどのアレルギー疾患や関節リウマチなどの自己免疫疾患を発症しやすくなります。
逆に、免疫力が低すぎると、今度はインフルエンザなどの感染症やガンなどを発症しやすくなります。
ショウガは、免疫細胞の活動バランスをとりながら、カラダ全体の血液循環をよくして免疫力を適度にアップさせます。
たとえば、ショウガは炎症の修復や免疫にあずかるマクロファージ(大食細胞)を刺激して活性化させ、腫瘍壊死因子アルファ(TNF-α)とよばれる生理活性物質(サイトカイン)の発現・生成を適度に促進することで、TNF-αがインフルエンザウイルスやガン細胞の増殖を抑えるようにします。
ペンシルベニア州立大学のCampen氏らの研究(Arch Virol 1994)で、TNF-αがH1N1型のインフルエンザウイルスの増殖を抑えることが明らかにされています。
また、富山大学(当時の富山医科薬科大学)の今西信子氏らの研究(Am J Chin Med 2006)によって、ショウガがマクロファージを適度に刺激してTNF-αの生成を促し、H3N2型(A香港型)のインフルエンザウイルスの増殖を抑えることが明らかになりました。
ただし、TNF-αが大量に生成されると、正常細胞の酸化ストレスを増大させ、炎症を増悪させて、ガン細胞の分裂・増殖を促進させたり、関節リウマチの関節破壊を進行させたりしてしまいます。
逆に、TNF-αの生成が抑えられてしまうと、感染症やガンに対する抑止力が下がってしまいます。
つまり、TNF-αは「諸刃の剣」なのです。
したがって、免疫力を高める食材を摂る場合には、TNF-αの過剰生成による副作用を防ぐ必要があり、そのためには①炎症を抑えるもの、②血流を改善するもの、③抗酸化(活性酸素消去)作用のあるもの、④解毒作用のあるもの、などを併用することをおすすめします。
そして、これらの要件すべてを満たす食材が「ショウガ」なのです。
たとえば、TNF-α(およびNF-κBという転写因子)が過剰に生成されると、ガン細胞の細胞死(アポトーシス)が起こりにくくなり、ガンの増殖・転移が促進されてしまいますが、ショウガは免疫システムを調節してTNF-α(およびNF-κB)の過剰生成を抑えるため、ガン予防に役立ちます。
つまり、ショウガは血液循環をよくして免疫力を高めたり、マクロファージを適度に活性化したりして、インフルエンザやガンを防ぐのに役立ちます。
加熱乾燥もしくは天日干しした「ウルトラしょうが」のほうが、生のしょうがよりも、消炎作用・血流改善作用・抗酸化作用・解毒作用が強力であるため、生のショウガはしっかり加熱してから摂るようにしてください。
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2011,01,20, Thursday/
hirayanagi
糖尿病や脳虚血(脳梗塞の前段階)になると、活性酸素(フリーラジカルを含む)が脳内に多量に発生し、脳血管や脳神経細胞に損傷を与えるため、記憶障害や運動障害などの脳機能障害を引き起こすリスクが高まります。
ところが、ショウガを常用すると、これらの脳機能障害のリスクをかなり減らせることが、最近の動物実験で明らかになりました。
インド(ニューデリー)にあるSri Venkateswara大学動物学部のReddy氏らによる研究(Food Chem Toxicol 2010)では、人為的に糖尿病を発症させたラットを用い、ショウガの経口摂取によって、大脳皮質(cerebral cortex)、小脳(cerebellum)、海馬(hippocampus)、視床下部(hypothalamus)のミトコンドリアにおいて、酸化ストレス(過剰な活性酸素が血管壁や脳神経細胞などを損傷する状態)が、どの程度軽減できるかを検討しました。
糖尿病になると、抗酸化(活性酸素消去)作用を有するスーパーオキシド・ディスムターゼ(SOD)、カタラーゼ(CAT)、グルタチオン・ペルオキシダーゼ(GPx)、グルタチオン・レラクターゼ(GR)といった抗酸化酵素の活性が著しく低下する一方で、脂質の過酸化で生じる過酸化脂質(脂肪毒ともいう)のマロンジアルデヒド(MDA)が増加します。
ところが、正常ラットならびに糖尿病ラットに偽薬(対照)またはショウガ抽出物を30日間経口摂取させたところ、糖尿病ラットがショウガ抽出物を摂取した群(6匹)に限って、低下していた抗酸化酵素の活性が高まり、逆に脂肪毒のMDA濃度が低下すると同時に、右図のように、高い血糖値がかなり下がりました。
つまり、ショウガは安全で容易に、高めの空腹時血糖値を下げるとともに、血液脳関門を通り抜け、脳内の抗酸化防御システムの働きを高め、脂肪毒の生成を抑えることで、糖尿病自体や糖尿病の合併症で生じる脳内の動脈硬化や神経細胞傷害を予防し、脳梗塞や認知症などの脳機能障害のリスクを下げるのです。
また、タイのKhon Kaen大学医学部のWattanathorn氏らの研究(Evd Based Complement Alternat Med 2011)では、右中大脳動脈を結紮(閉鎖)して人為的に脳梗塞の状態をつくり出したラットを用い、ショウガ抽出物が脳梗塞の発症予防や改善に有効かどうかを検討しました。
脳動脈を人為的に閉鎖して脳梗塞を引き起こす14日前からショウガ抽出物を摂取してきた群(6匹)は、偽薬を摂取してきた群(6匹)に比べ、動脈閉鎖後の認知機能や海馬などの神経線維密度の改善が著しく、下図のように、梗塞の大きさ(脳断面の右側の白い部分もしくは棒グラフの高さ)も約半分に抑えられることが分かりました。
ショウガ抽出物の経口摂取は、アルツハイマー型認知症の治療薬として有名なアリセプトや欧州で使用されている記憶障害治療薬のピラセタムならびにビタミンCを摂取した場合よりも、大脳皮質(cortex)や大脳皮質下部(subcortex)において、梗塞の領域を小さくできることから、記憶障害や運動障害などの脳機能障害の予防ないし改善にかなり有効であることが分かりました。
このように、ショウガは慢性炎症や動脈硬化を起こす原因となる過剰な活性酸素を消去したり、脂肪毒(MDA)の生成を防いだり、脳の血行を良くしたりして、脳内の動脈や神経細胞を保護し、脳機能の低下を予防・改善します。
生ショウガに多く含まれるジンゲロール(gingerol)よりも、加熱・乾燥すると増えるショウガオール(shougaol)のほうが、抗酸化(活性酸素除去)作用が強力なため、生のショウガをしっかり加熱して摂ったり、減圧乾燥ではなく、天日干しやしっかり加熱乾燥した「ウルトラしょうが」などの粉末ショウガを摂ったりするとよいでしょう。
特に、肥満の人、メタボないしその予備軍の人、喫煙する人、深酒する人、ストレス過多の人、運動不足の人には、ショウガを常用することをおすすめしますし、誰でも脂っこい食事をした時には必ずショウガをとるようにすると、慢性炎症や動脈硬化が食い止められ、糖尿病をはじめ、ガンや脳梗塞・心筋梗塞に代表される多くの生活習慣病の発症予防や進行抑制が期待でき、健康寿命の延長につながります。
なお、柑橘類の「ゆず(柚子)」の果皮にも慢性炎症を食い止める抗酸化(活性酸素除去)成分が多く含まれていますので、「ショウガゆず緑茶」を飲む習慣をおすすめします。
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2010,12,16, Thursday/
hirayanagi
12月16日(木)、TBSテレビ系の夕方のニュース番組『Nスタ』でショウガのカラダ温め効果が紹介されました。
午後5時頃から約3分間で、これからの寒い冬、カラダを温める効果的なショウガの摂り方についてでした。
つまり、生のショウガをしっかり加熱したり、天日干ししたりして、生のショウガに多いジンゲロールの一部をショウガオールに変えて、ショウガオールを増やしたショウガを摂ると、カラダ全体を温める効果が高くなるという解説でした。
冷え性でお悩みの方は、マイボトルの中に、生ショウガあるいは乾燥ショウガパウダーを加えた熱い紅茶を入れ、2~3時間経ってから、これを飲むようにすれば、カラダがポカポカになります。
このような状態になった時に、ウォーキングなどの有酸素運動をすれば、非常に効率的なダイエットが可能になります。
なお、右の写真の『ウルトラしょうが』は、高知県(四万十町)産のショウガをベースに、食品医学研究所が協力したNHK総合テレビ「ためしてガッテン」のショウガ実験でお分かりのように、しっかり加熱乾燥を施して、カラダの中心部(胃腸部分)を温める効果が大きいショウガオール成分を増やしたプレミアム乾燥パウダーです。
冷え性の人の冷えを緩和・改善するため、もしくはショウガ摂取30分後にウォーキングを取り入れる効率的なショウガダイエットのために、食品医学研究所が創り出しました。
『ウルトラしょうが』のお求めは食品医学研究所の通販部『エビデンスショップ』こちら[クリック]でどうぞ!
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2010,11,23, Tuesday/
hirayanagi
食事の最初にショウガ(生でも乾燥でも可)を摂ると、ショウガが摂取した脂肪の腸管での消化・吸収を抑え、エネルギーの摂りすぎを防ぎます。
熊本県立大学の韓氏らの研究(YAKUGAKU ZASSHI 2005;125(2):213-7)では、マウスを15匹ずつ、普通食群、高脂肪食群、高脂肪食+ショウガ抽出物1%群、高脂肪食+ショウガ抽出物3%群の4群に分け、各群とも約18.5gの体重が8週間後にどれだけになるかを調べました。
その結果、右図のように、普通食群は32.5g、高脂肪食群は43g、高脂肪食+ショウガ抽出物1%群は37.5g、高脂肪食+ショウガ抽出物3%群は36gとなり、高脂肪食群に比べ、ショウガ摂取により8週後の体重増加が13~16%抑えられました。
桐生短期大学の榮氏らの研究(桐生短期大学紀要 2006; 17: 11-17)によれば、ショウガは乾燥重量1g(生ショウガ10g相当)の水抽出物でも、90℃2時間加熱した油抽出物でも、膵リパーゼ(脂肪分解酵素)活性を有意に阻害しました。
つまり、ショウガは日常的に摂れる量で、腸管での脂肪の消化・吸収を抑えることができます。
また、同氏らの別の研究(桐生短期大学紀要2005; 16: 13-17)では、緑茶は烏龍茶よりも膵リパーゼ活性阻害作用が強く、また緑茶には濃度依存性(濃いほど作用が強い特性)も見られることを明らかにしています。
太りたくない人は、特に脂っこい料理を食べる際、「ショウガ緑茶」を摂ると、烏龍茶よりもはるかに肥満防止に役立ちます。
BMI25以上で肥満防止だけでなく、ショウガでダイエット(減量)を目指そうという人は、しっかり加熱・乾燥したショウガを摂ってから有酸素運動をすると効果的です。
加熱・乾燥したショウガは、主要成分のジンゲロールが減り、相対的にショウガオールやジンゲロンが増えています。
ショウガオールやジンゲロンは交感神経活動を高めるとともに、副腎髄質ホルモン(脂肪分解ホルモンともいう)であるアドレナリンやノルアドレナリンの分泌量を増やし、これらがホルモン感受性リパーゼ(HSL)による脂肪細胞中に溜まった中性脂肪の分解を促して、筋肉(遅筋=赤色筋肉)で燃えやすい遊離脂肪酸に変えるため、加熱・乾燥したショウガを摂った後の有酸素運動(aerobic training)で糖に代わり脂肪が優先的に燃やされます。
ただし、有酸素運動をしなければ、遊離脂肪酸は中性脂肪となって、また脂肪細胞中に戻ってしまいます。
さらに、私(平柳要)たちの研究(人間工学 2009; 45(4): 236-41)で、ショウガは摂取後3時間くらいまで、人でのエネルギー消費量を高めることも分かりました。
なお、11月9日(火)の夜、日本テレビ系「魔女たちの22時」に登場した田中啓子さん(右写真中央)は、ショウガダイエットで、113kgあった体重を52kgへと61kg減らすのに成功しています。
このように、「ショウガダイエット」は、健康的で経済的でエビデンス(科学的根拠)もあり、誰にでも楽々できる超簡単おすすめダイエット法なのです。
もちろん、一日の食事量がオーバーカロリーの人は、食事の量や品目を見直して標準カロリー以下でバランスのよい食事にすれば、ダイエット効果と健康促進効果はさらに高まります。
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2010,11,08, Monday/
hirayanagi

2010年11月9日(火)、TBSテレビ系列の「はなまるマーケット」(8:30~9:55)において、8:40頃からの「とくまるコーナー」において、『ウルトラしょうが』のパワーならびにそのつくり方などが紹介されます。
『ウルトラしょうが』とは、8月25日に、NHKの「ためしてガッテン」で紹介された、しっかり加熱ないし乾燥したしょうがのことで、特にカラダ全体を温める効果が高いしょうがです。
生のしょうがには、ショウガオールという成分よりもジンゲロールという成分のほうが数倍多く、生のしょうがを加熱ないし乾燥することで、ジンゲロールの一部がカラダの芯を温める効果の高いショウガオールに変化します。
したがって、加熱ないし乾燥したしょうがには、末梢の血管を拡げて血行をよくするジンゲロールと、カラダの芯を温めたり心臓から送り出す血液の量を増やしたりするショウガオールがほどよい割合で含まれることになり、カラダ全体がポカポカと温まります。
「しょうが紅茶」や「しょうがココア」などの嗜好飲料では、生のしょうがをしっかり温めて飲むと香りがよくておすすめですが、いろいろな和洋スープや料理に使うのであれば、『ウルトラしょうが』がおすすめです。
また、11月9日(火)の午後10時から、日本テレビ系列の「魔女たちの22時」において、113kgあった体重が「しょうがダイエット」で、61kg減の52kgになった魔女(田中啓子さん;28歳)が登場し、驚愕の変身ぶりを披露します。
「しょうが」で痩せるメカニズムなどは、平柳要(食品医学研究所・所長)が番組制作スタッフにお教えし、その一部がナレーションに使われました。
「しょうがダイエット」にご関心のある方は是非、その変身ぶりをご覧になってください。
なお、11月15日(月)の朝日新聞の夕刊に、「しょうが」関連の記事が掲載される予定ですので、朝日新聞の夕刊をとっている方はご覧になってください。
食品医学研究所では、高知県四万十町産のしょうがをベースに、ショウガオールとジンゲロンを増やして、体あたため効果と脂肪の分解・燃焼効果をより高めた「冷え改善」&「ダイエット」用の『ウルトラしょうが』を近日中に、「エビデンスショップ」にて、発売します。
また、『ゆずが効く!』(主婦と生活社)の11月19日出版に合わせて、ゆずの味と香りを凝縮した飲料ないし料理用の高知県産の無農薬ゆず『パワーゆず』と、料理や薬味などに適した徳島県産の無農薬ゆず『ピュアゆず』も近日中に、「エビデンスショップ」にて、発売します。
さらに、ビタミンCたっぷりの「ゆず」と一緒にコラーゲンを摂っていただくと、皮膚や骨・関節でのコラーゲンの形成が高まるため、魚由来のコラーゲンペプチド『基礎コラーゲン』も近日中に、「エビデンスショップ」にて、発売します。
まずは、いくつかのお知らせまで。
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