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【お知らせ】体を芯からポカポカ温めるには加熱ショウガか、蒸しショウガを!


 平成25年12月5日(木)、TBS系列(全国25局ネット)の朝番組『はなまるマーケット』(午前8時30分~)で、「温まる&痩せる!ショウガ」が紹介されます。
 生のショウガは解熱作用によって身体を冷やすおそれがありますが、100℃以下でしっかり加熱または蒸したショウガには身体を芯(胃腸部分)から温める、いわゆる温熱効果があることや、体脂肪を分解して筋肉で消費されやすくする働き、それに最近明らかになってきたこととして、認知症(アルツハイマー病)などの神経変性疾患を防ぐ働きなどがあることを解説いたします。
 生のショウガに多く含まれるジンゲロールという成分には、殺菌効果、解熱効果、咳止め効果、吐き気止め効果、健胃効果などがあり、一般にはガリ(甘酢漬けした薄片ショウガ)や風邪予防としてよく知られています。
 しかし、ジンゲロールには末梢血管を拡張する作用と発汗作用があるため、気温が体温よりもかなり低い冬場に生のショウガを食べると、一時的に末梢血管が拡張し、一時的には身体が温まった感じになりますが、その後次第に体熱が奪われ、結果的に身体を冷やしてしまうおそれがあります。
 一方、生のショウガを100℃以下の温度で加熱したり、蒸したりすると、生のショウガに含まれる水分のほか、ジンゲロールから水分子が外れて徐々に、より辛みの強いショウガオールという成分に変わってきます。
 このショウガオールは、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という物質を胃腸部分に産生させて心臓からの血液の拍出量を増やすとともに、腹部の血行を高めるため、身体を芯から温めます。
 また、ショウガオールは体脂肪を分解し、遊離脂肪酸という筋肉で消費されやすい形にするので、ショウガオールを摂ってからウォーキングのような有酸素運動をすると、体脂肪を効果的に減らすことができます。
 さらに、ショウガオールは脳内の慢性炎症を抑えたり、神経伝達物質であるアセチルコリンの働きをよい状態に保って、認知機能の低下を防いでくれます。
 100℃以下の温度で4~5時間、加熱したり、蒸したりしたショウガは、ジンゲロールとショウガオールがほぼ1対1の割合で含まれるようになるため、殺菌効果や健胃効果のほか、冷え性改善、ダイエット効果、メタボ予防、動脈硬化予防、悪性腫瘍予防、消炎・鎮痛効果、アレルギー予防、認知症予防など、さまざまな健康効果(疾病予防効果)が期待できます。
 ただし、市販されている多くの乾燥粉末ショウガは、フリーズドライ製法(凍結させたショウガを真空状態で水分を昇華させて乾燥させる方法)か、または低温減圧乾燥製法(圧力を下げて50℃以下で乾燥させる方法)で作られており、生のショウガから水分のみを取り除いただけで、ジンゲロールから水分子H2Oが取り除かれるアルドール縮合が起こらないため、ショウガオールがほとんど増えないので、加熱ショウガ(ウルトラしょうが)や蒸しショウガのような多岐にわたる健康効果はほとんど期待できません。もちろん、身体を芯から温める効果も期待できないので、冷え性の方は特に注意が必要です。
 また、100℃をはるかに超える高温でショウガを加熱したり、蒸したりすると、まったく辛味のない成分に変わってしまうため、これも健康効果が期待できなくなってしまいます。
 なお、ジンゲロールとショウガオールの両方の効果が期待できるウルトラ蒸しショウガについては、「決定版医者いらずのウルトラ蒸しショウガレシピ」」という本で、その作り方や多数のレシピが紹介されていますので、ご興味のある方は、店頭で内容をお確かめのうえ、気に入ったらお買い求めください。

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【お知らせ】紫外線不足は多くのガンを発症しやすくしま~す


 平成25年5月21日(火)の午後9時から10時48分まで、日本テレビ系列の全国ネットで、ヤクルト提供による特別番組『人体の謎を解き明かせ!-特命調査機関ゴンゾウ』が放映されます。
 この番組の中で、「紫外線とガン発症との関係」など、いくつかの調査依頼が調査機関"ゴンゾウ"の黒川所長(船越英一郎)のもとに舞い込み、スジン(チェ・ジウ)らの特命調査員が、徹底追求していくというドラマ仕立てのサイエンス番組です。
 紫外線を浴び過ぎると主に白人は皮膚ガンにかかりやすくなります。
 しかし、紫外線を浴びなさすぎると人種を問わず乳ガンや大腸ガンなどのガンにかかりやすくなります。
 これらを実証するために、オーストラリア取材が敢行されました。
 この原因やメカニズムについて、食品医学研究所の平柳要所長が番組内で解説いたしますが、この原因は紫外線UV-Bを適度に浴びないと、ガンの増殖を抑えるビタミンDの皮下での生成ができず、ビタミンD不足になってしまうからです。
 たとえば、脂っこい食事をすると胆汁酸の分泌が盛んになりますが、小腸でうまく回収できなかった胆汁酸は大腸での悪玉菌によって二次胆汁酸のリトコール酸となり、大腸粘膜を傷つけて大腸ガンを引き起こしてしまいます。
 ところが、ビタミンDが存在すると、このリトコール酸を解毒して大腸ガンをできにくくするのです。
 したがって、紫外線UV-Bを日焼けしない程度に適度に浴びることは、皮膚ガン以外の多くのガン予防に効果があります。
 紫外線を顔に浴びると、シワやシミになりやすいので、日焼けしにくくシワやシミも目立たない「手のひら」に適度な紫外線を浴びるようにするとよいでしょう。
 なお、冬場はビタミンDが不足しがちですので、ビタミンDが豊富なサケやマグロのほか、サバやサンマなどの青魚を積極的に摂ることをおすすめします。
 なお、ショウガにもガン予防効果がありますので、ショウガを食べて、手のひらに太陽をあてることがガン予防につながります。
 ビタミンDには、そのほか、糖尿病、動脈硬化関連の高血圧・脳梗塞・心筋梗塞といった生活習慣病の予防効果もありますので、この番組をご覧になって適切な紫外線の浴び方などを知ってください。





【お知らせ】冷え性の人、必見!NHKの「あさイチ」で「ウルトラ蒸しショウガ」が再放映されま~す!


  平成25年1月15日、NHK総合テレビの朝番組「あさイチ」のスゴ技Qで、すでに放映された「ウルトラ蒸しショウガ」の作り方とそのカラダ温めパワーについて、大変好評であったため、平成25年3月28日(木)の「あさイチ」で多少再編集された上で再度、取り上げられることが決まりました。
  当日は、キノコの「えのきたけ」のパワーアップ法とともに放映されますので、「ウルトラ蒸しショウガ」の作り方とそのカラダ温めパワーについて、再度、認識していただきたいと思います。
  「ウルトラ蒸しショウガ」は、末梢血管を拡張するジンゲロール(生のショウガに多く含まれる辛み成分)とカラダの芯(内臓)を温めるショウガオール(蒸してから乾燥したショウガに多く含まれる、より辛い成分)の割合がほぼ1:1となり、カラダ全体をくまなく温めるため、冷え性の人におススメな食材です。
  そして、最近になって、ショウガは認知症等の脳神経退行性病変の予防に効果的であることが、主に韓国の全北大学校の研究者やイランのテヘラン医科大学の研究者によって明らかにされつつあります。
  さらに、オリーブ油に含まれるピリ辛成分のオレオカンタールが脳のアミロイドβを低減して、認知症の予防に役立つことが、最近、米国ルイジアナ大学のKaddoumi氏らのマウスによる研究で明らかになりつつtあります。
  冷え性の改善や認知症の予防には、ウルトラ蒸しショウガやそのオリーブ漬けがかなり効果的なようです。
  ウルトラ蒸しショウガが上手にできたかどうかは、色がこげ茶色になり、食べてみて生ショウガよりも辛みが強くなることで確認できます。もちろん、そのあと、カラダ全体がポカポカしてくるはずです。
  是非、冷え性でお悩みの方は、ご家庭で作って実感してみてください。





【お知らせ】ハチミツの健康効果と料理への応用について


  平成25年3月4日(月)の午後4時から4時52分、テレビ東京系列(テレビ東京、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、TVQ九州放送、南日本放送、宮崎放送、大分放送、奈良テレビ、びわ湖放送、テレビ和歌山、長崎放送、新潟総合テレビ、信越放送)の「L4you!」という番組において、「これで極うま!ハチミツの意外な使い方(仮題)」というテーマで、食品医学研究所の平柳要所長が、ハチミツの健康効果についてお話します。
  小生が監修の『蜂蜜力』というムックをご覧になるとお分かりのように、ハチミツには、抗菌・滅菌作用、抗メタボ作用、抗ガン作用、保湿作用など、様々な健康効果があることがわかりました。
  また、ちょっとお酒を飲みすぎたかな?という時には、ハチミツを摂ると、肝臓でのアルコール代謝が活発になり、血中のアルコール濃度が低下に拍車がかかり、より早く酔いを覚ますことができるというヒトでの実験データがあります。
  いずれにしろ、砂糖の代わりにハチミツを摂るようにすると、ハチミツに含まれる多種多様なポリフェノール類により、かなりの健康効果が期待できます。






【お知らせ】ショウガと同様、免疫力をアップさせるビタミンDの驚きの効果


  平成25年2月14日(木)、TBSテレビ系列の朝番組「はなまるマーケット」において、「煮干し」の健康効果についての特集が放映される予定です。
  現在、「慶応義塾大学式アンチエンジング『元気で長生き」バイブル」というムックが日経ヘルスプルミエから発売されていますが、この98~101頁で「免疫力アップビタミン」のビタミンDが、カルシウムとともに、免疫力をアップして、一般の風邪やインフルエンザ等の予防に効果的であることを食品医学研究所の平柳所長が解説しています。
  この記事に基づいて、「はなまるマーケット」でも、同様な解説を行います。
  最近では、ビタミンDは骨を強くする(くる病や骨軟化症の予防)だけではなく、ビタミンDがホルモンのように振る舞って感染症をはじめ、ガンや高血圧、糖尿病といった生活習慣病の予防の他、うつ病や自己免疫疾患の予防やダイエットにも効果があることが明らかになっています。
  日本人の女性では、冬季には3人に2人はビタミンD不足となっており、冬季は冷えと重なって免疫力が下がり、感染症やガンをはじめとする上記のような病気にかかってしまうおそれがあります。
  そこで、冬季は特に、煮干しやシラス干しのようなカルシウムとビタミンD3をたっぷり含んだ食材を摂るように心がけると、感染症をはじめ、生活習慣病などの重大な病気に罹りにくくなり、、健康のまま長生きする可能性を高めます。
  ビタミンDが一般の風邪やインフルエンザならびに結核といった感染症の予防に役立つメカニズムは、病原体を食べて駆除するマクロファージやガン細胞などを攻撃するナチュラルキラー(NK)細胞の活性を高めるだけでなく、カテリシジンやディフェンシンといった抗病原体ペプチドを産生して、多面的に病原体をやっつけるのです。
  キクラゲなどの植物に含まれるビタミンD2は、煮干しやシラス干しなどの動物に含まれるビタミンD3と比べ、血中のビタミンD濃度を高める効果が格段に低いので、動物性のビタミンD3を摂るのが賢明です。
  ビタミンDは別名「太陽ビタミン」と云われるように、直射日光に当たると体内で合成され、免疫力が高まりますので、冬季はできるだけ日光浴を心がけるか、煮干しやシラス干しなどによって日常的にビタミンD3を積極的に摂るようにすると、健康のまま長生きできる確率が高まります。
  日本人は、白人と違い、皮膚にメラニン色素があるので、日焼けしない程度の日光浴であれば皮膚ガンのおそれはまったくありません。ただし、顔への日光照射は、顔面のシミやしわを増やすので美容上、避けたほうが良いでしょう。
  なお、最新の研究ではビタミンD欠乏症(10ng/ml未満)の人は正常(20ng/ml以上)の人に比べ、2型糖尿病に3.2倍なりやすく、ビタミンD不足(10~20ng/ml)の人は2.1倍なりやすいことがわかりました。

  




【お知らせ】生ショウガと乾燥ショウガでのカラダ温め効果の違いをお見せしま~す


  平成25年1月24日(木)、TBS(JNN)系列の朝番組「みのもんたの朝ズバッ!」(5:30~8:30)で、生のままのショウガと乾燥させたショウガによるカラダ温め効果の差異について放映します。8時前後に約15分間放映される予定です。しかし、飛び入りニュースが入った場合には、31日(木)の放映になります。
  生のショウガはジンゲロールの作用で、唐辛子と同じように、一時的には手足などの末梢血管を拡張させてカラダを温める感じがありますが、その後、発汗を促し、体熱を放散する解熱作用によって逆にカラダを冷やしてしまいます。
  一方、乾燥させたショウガ(ウルトラしょうが)はジンゲロールとショウガオールの作用で、ショウガオールがカラダの深部の血行をよくして、その血液をジンゲロールによって拡張された末梢血管に運び込むので、カラダ全体を温めます。
  蒸してから乾燥させたショウガ(ウルトラ蒸しショウガ)はさらにショウガオールが多くなり、ジンゲロールが少なくなるので、乾燥させた(ウルトラしょうが)よりも、カラダ全体をポカポカと温めます。
  TBSアナウンサーの加藤シルビアさんが冷え性だというので、レポーター兼被験者となり、ショウガによるカラダ温め効果の検証実験にご協力いただきました。
  「冷え性」の方は、当日是非、ご覧になってください。






【お知らせ】冷え性の人、ダイエットしたい人必見! カラダ温め効果抜群の「ウルトラ蒸しショウガ」を紹介しま~す


  平成25年1月16日(火)、NHK総合テレビの朝番組「あさイチ」(8:15~9:54)の特集スゴ技Qで、カラダ温め効果とダイエット効果が抜群のショウガをご紹介します。
  「ウルトラ蒸しショウガ」と名付けたこのショウガは、過去に「ためしてガッテン」で紹介した「ウルトラしょうが」の3~4倍、体感的にカラダをポカポカと温めます。すご~いでしょ?
  このショウガを食べて20~30分経ってから、自宅と駅の間を歩いたり、自宅や駅の階段を上ったり、散歩がてらウォーキングなどのゆるい有酸素運動を20~30分したりすると、番組内の九州大学健康科学センターでの実験でお分かりのように、体脂肪(男性は内臓脂肪、女性は皮下脂肪)の燃焼が早めに盛んになり、スポーツクラブやダイエット教室等でお金や時間のかかるダイエットをしなくとも、10日間で1kg程度の減量が、すごく簡単に達成できます。ぜひ番組をご覧ください。
  「しょうが博士」こと食品医学研究所の平柳要所長(元日本大学医学部准教授)がスタジオにて生出演し、このウルトラ蒸しショウガについて、解説したり、FAX等によるご質問に答えたりします。
  番組初頭で、カラダ温め効果と脂肪燃焼効果が抜群のウルトラ蒸しショウガの作り方を平柳要所長が直々にお教えしますので、特に、冷え性の人やお正月に増えた体脂肪を燃やしてしまいたい人はお見逃しなきよう、お願いします。
  もし、この番組をご覧になって、ご不明な点等がございましたら、そのご質問内容をFAXにてNHKへお送り下されば、番組内で時間の許す限り、ご質問にお答えします。
  食品医学研究所所長 平柳要 拝





【お知らせ】大阪(梅田)で「ショウガ健康法」について講演します!


  大阪の朝日カルチャーセンター(梅田教室)で、11月15日(火)の午後3時30分から午後5時まで、『知って得する!!ショウガ健康法あれこれ』というテーマで、正しいショウガ健康法について、食品医学研究所長の平柳要がわかりやすくお話しします。
  この講座では、カラダを芯からポカポカと温めるのに効果的なショウガの用い方を中心にお話しします。
  このほか、1日あたりショウガ粉末3gを習慣的に摂り続けると、中性脂肪値や悪玉コレステロール値が有意に下がり、善玉コレステロール値が有意に上がるというイラン(バボル医科大学)での臨床試験(2008年)、また1日あたりショウガ粉末2gを習慣的に摂り続けると、炎症性ポリープの発生が抑えられ大腸ガンの予防にもつながるという米国(ミシガン大学)での臨床試験(2011年)、さらには、変形性関節症や月経困難症による痛み、運動後の筋肉の痛みを緩和するという英国(エクスター大学)での臨床報告(2011年)など、健康の保持・増進に役立つ最新のショウガの効能について紹介いたします。
  関西地区にお住まいで、ショウガ健康法についてご興味ある方は、是非、11月15日の講演会にお越しになってください。
  受講者の皆さんには、いくつかのショウガ製品をお持ち帰りいただく予定です。
  詳しくは、http://www.asahiculture.com/umeda/
もしくは、TEL:06-6348-1450(梅田教室案内)でご確認ください。
病院ショウガ健康法についてのカルチャー講座(梅田教室)は無事終了いたしましたが、今後、芦屋教室と京都教室にて開催される予定です。
 
※追加のお知らせ※
コーヒー11月15日(火)、日本テレビ系列の情報番組「news every」で、ショウガによるカラダ温め方についての私の解説が放映されます。
コーヒー11月20日(日)、「産経新聞」の生活紙面で、ショウガによる効果的なカラダ温め方の記事が掲載されます。
コーヒー11月25日(金)、雑誌「クロワッサン」で、免疫力を高める食材(ショウガとビタミンD)の記事が掲載されます。
コーヒー12月 5日(月)、日本テレビ系列の早朝番組「Oha!4 NEWS LIVE」(4時50分頃)で、カラダ温め効果の高いショウガ製品が私のコメント入りで紹介されます。
コーヒー12月17日(土)、雑誌「オレンジページ からだの本」で、免疫力をアップするショウガの記事が掲載されます。





【第67節】原発放射線に対する健康自衛策としてショウガ摂取が効果的!


  福島第一原発事故で、現在最も問題になっている放射性物質は放射性セシウム(Cs-137)で、この半減期が約30年と長いため、現場周辺地域の放射性セシウム汚染はかなり深刻です。
  放射性セシウムは体内に入ると主に筋肉組織などの細胞内に溶け込み、体外に排出されるまで100日~200日かかるので、その間ずっと体内でベータ線やガンマ線を放射し続けるため、細胞内のDNAを直接傷つけたり、細胞内にフリーラジカル(スーパーオキシドアニオンラジカルやヒドロキシラジカルなどの遊離活性基)を産生し、細胞内の諸器官に様々な障害を引き起こしたりします。
  フリーラジカルによって細胞が死滅すれば問題は少ないのですが、中途半端に傷つけられたまま細胞が生き残った場合には、その細胞は本来の機能が果たせなくなって老化を促進させたり、異物として無制限に増殖し続けてガン化したりします。
  これまでの研究で、ビタミンCやビタミンEならびにカロチノイドなどの抗酸化ビタミンではフリーラジカルをスカベンジ(捕捉)できないことが分かっていますが、放射線(ガンマ線など)に被曝する前にショウガを摂っておくと、体内でのフリーラジカルの産生をかなり阻止できるとの報告があります。
  インドのKasturba医科大学のJagetia氏らの研究(Cancer Biother Radiopharm 2004)によれば、マウスを用いた実験(右図)で、大量のガンマ線照射の5日前から一日一回、ショウガを経口摂取させておくと、ショウガを照射後に摂取させた場合や摂取させなかった場合に比べ、照射後の細胞ダメージが有意に少なく、生存率がはるかに高くなることを報告しています。
  これは、ショウガ成分がスーパーオキシド・ディスムターゼ(SOD)やカタラーゼならびにグルタチオン・ペルオキシダーゼといった抗酸化酵素の活性を高めて、フリーラジカルをスカベンジしたり、脂質過酸化を阻止したりして、細胞の酸化ストレスを軽減し、危険な放射線(ガンマ線)から細胞を守るためと考えられます。
  酸化ストレスは放射線障害だけでなく、ガン、動脈硬化、糖尿病、アルツハイマー型認知症などの発症ないし症状悪化をも引き起こすため、ショウガによる細胞の酸化ストレス軽減作用は、「ガン」や「老化」などの進行に対するブレーキの役目を果たすものと考えられます。
  また、韓国の慶熙大学のGuahk氏らの研究(J Med Food 2010)によれば、ショウガ水溶液をあらかじめ皮膚に塗ってから紫外線(UVB)を照射した場合、ジンゲロールとショウガオールの抗炎症作用によって、皮膚へのダメージが軽減され、シワやシミの発生が抑えられることを報告しています。
  このように、ショウガを日常的に利用することは、原発放射線による健康障害を予防するためのみならず、日頃の健康や美肌の保持・増進にも、とてもよいことです。





【第66節】腸管出血性大腸菌による食中毒はショウガやニンニクで予防を!


  病原性大腸菌のうちの腸管出血性大腸菌による食中毒死亡事件がまたもや発生してしまいました。
  1996年に大流行した腸管出血性大腸菌はO157でしたが、今回、焼き肉チェーンで生牛肉のユッケを食べた人の食中毒はO111でした。
  O157やO111などの腸管出血性大腸菌は牛などの腸管に生息する病原性大腸菌で、家畜などの糞便に汚染された食品が人の体内に入り込むと、およそ3~5日の潜伏期のあと、「ベロ毒素」が大腸の粘膜を破壊して水分を吸収できなくさせたり、血管を破壊して出血を引き起こしたりするため、激しい腹痛を伴い、血の混じった水様性の下痢のあとに血便が出るようになります。
  消費者がなすべき予防法は、生肉を加熱(75℃以上で1分間以上)して食べることですが、もし自己責任で生肉を食べる場合には、ショウガやニンニクやワサビを一緒に食べるとよいでしょう。
  イリノイ州にあるイリノイ工科大学のGupta氏らの研究(Foodborne Pthog Dis 2005)によると、ニンニクの悪臭成分のアリシンやショウガのジンゲロールには腸管出血性大腸菌O157(Escherichia coli O157:H7)に対して殺菌効果がみられることを報告しています。
  また、インドのマハトマ・ガンジー大学のIndu氏らの研究(Braz J Microbiol 2006)では、病原性大腸菌に対して殺菌効果が認められる食材として、ニンニク、ナツメグ、ショウガをあげています。
  やはり、日本人は生の風味が好きな民族で、先人たちは肉や魚を生で食べる際、刺身や寿司のワサビやガリ(ショウガ)や馬刺しのニンニクなど、殺菌効果が高い「毒消し」の薬味を必ず添えてきました。
  そういえば、カツオのたたきにも、ニンニクのスライスやショウガのすり下ろしが乗せられるのも、先人たちが、生食の際に、食当たりすることのないように、彼らの経験から食べ合わせる薬味をあみ出してきたためだと思います。
  これに加えて、エジプト農務省農業研究所のBadawy氏らの研究(Rev Sci Tech 2004)によると、ハチミツにもO157のような腸管出血性大腸菌に対して殺菌効果があると報告しています。
  ショウガによる食中毒予防は、病原性大腸菌のほか、鶏肉・鶏卵によるサルモネラ菌属や魚介類による腸炎ビブリオといったグラム陰性菌のみならず、強固な細胞壁をもつ黄色ブドウ球菌や結核菌などのグラム陽性菌にも有効であるとの報告(J Ethnopharmacol 1989)があります。
  食中毒が多発する夏場に向かって、生肉を食べる時にはショウガやニンニクやワサビなど、殺菌効果が認められる食材を一緒に摂ることをおすすめします。