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【第77節】心血管の病気で死にたくなければ生姜ココアを飲みなさい!


 わが国の死因別死亡率は下の円盤グラフで示すごとく、①がん(28.7%)、②心疾患(15.2%)、③肺炎(9.4%)、④脳血管疾患(8.7%)という順で、心疾患と脳血管疾患を合わせた心血管の病気で亡くなる人は全体の23.9%となり、ほぼ4人に1人です。
 ココアと言えば、世界で初めてココアを製品化したオランダの食品メーカー、バンホーテン(VAN HOUTEN)が有名で、片岡物産が日本での代理店となっています。
 オランダでの集団追跡調査(Arch Intern Med, 2006)で、ココア摂取が心血管病(CVD; cardiovascular disease)による死亡にどのような影響を及ぼしているのかを調べています。
 オランダの健康な老人男性を対象に、ココアをほとんど摂らない(1日0.5g未満)群、少し摂る(1日0.5~2.25g)群、多く摂る(1日2.25g以上)群の3群に分け、15年という追跡調査期間での心血管病の死亡率を比較しました。
 年齢・喫煙・飲酒・身体活動など計20項目による影響を排除した結果、右のグラフに示すように、ココアをほとんど摂らない群と比較して、心血管病による死亡リスクは、少し摂る群で21%下がり、多く摂る群では50%も下がりました。
 つまり、日頃からココアを多く摂っている人は、ほとんど摂らない人に比べ、心血管病で亡くなるリスクがなんと2分の1となります(凄ーいですね!)
 その理由として、ココアに含まれるカカオポリフェノール(フラバノール)が血管内皮機能を改善し、しなやかで若々しい血管にするためと考えられます。
 ココアによる確実な”しなやか血管”効果に、生姜による確実な”血液サラサラ”効果(ココアにも試験管内実験ではサラサラ効果あり)が加わったら、心血管病で亡くなるリスクはますます低くなると考えられます。
 参考までに、京都大学による集団追跡調査(J Epidemiol Community Health, 2011)では、日本人の健康な中高年男女を対象に、緑茶やコーヒーを多く摂ることは心血管病で亡くなるリスクを高めるのか減らすのかを調べています。
 体格指数(BMI)・高血圧の既往・糖尿病の既往・喫煙・飲酒など計18項目による影響を排除した結果、緑茶については1日1~6杯飲む男性も女性も、ほとんど飲まない男性も女性も、13.1年という追跡調査期間において、心血管病で亡くなるリスクは統計上、変わりありませんでした。
 しかし、緑茶を1日6杯以上飲む女性に限り、ほとんど飲まない女性に比べ、心血管病で亡くなるリスクが28%下がりました。
 一方、コーヒーを1日1~6杯飲む男性は、ほとんど飲まない男性に比べ、心血管病で亡くなるリスクは29%下がりましたが、女性では統計上変わりありませんでした。
 ただ、コーヒーを1日3杯以上飲む女性に限り、ほとんど飲まない女性に比べ、心血管病で亡くなるリスクが2.3倍になり、特に脳卒中で亡くなるリスクは3.2倍にもなりました。
 もう一つ、国立循環器病研究センターによる集団追跡調査(Stroke, 2013)でも、日本人の健康な中高年男女を対象に、緑茶やコーヒーを多く摂ることは心血管病で亡くなるリスクを高めるのか減らすのかを調べています。
 年齢・性別・喫煙・飲酒・体格指数(BMI)など計14項目による影響を排除した結果、緑茶については1日1杯飲む人、1日2杯以上飲む人は、飲まない人に比べ、13年という追跡調査期間において、心血管病で亡くなるリスクがそれぞれ15%、16%下がりました。
 コーヒーについては、1日1杯飲む人、1日2杯以上飲む人は、飲まない人に比べ、心血管病で亡くなるリスクがそれぞれ16%、11%下がりました。
 以上のエビデンス(科学的根拠)から、心血管病(CVD)による死亡を防ぐ対策は、ココア>緑茶≒コーヒーという順で、日頃から緑茶やコーヒーは適度に、ココアは多めに摂るように心がけるとともに、コーヒーを多飲する女性はコーヒーを減らし、ココアや緑茶を増やすようにしてください。
 心血管病やメタボの予防のためには、まず朝食直前と夕食直前に1日2杯の「生姜ココア」を摂る習慣をおススメします。