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【第69節】認知症が心配な人は生姜やウコンを食べなさい!


 人は誰でも加齢とともに、もの覚えが悪くなったり、もの忘れがひどくなったりしてきますが、これは単に脳の老化によるものです。
 認知症は加齢による「もの忘れ」とは異なり、脳の神経細胞が傷害されるために起こる症状で、日常生活や社会生活に大幅な支障を来します。
 これまでアルツハイマー型認知症は認知症全体の半分程度といわれてきましたが、厚労省によると、最新の推計では68%にのぼるということでした。
 つまり、認知症の患者さん462万人(2012年の厚労省推計)のうち、約315万人がアルツハイマー型認知症なのです。
 拙著『病気にならない! 生姜ココア健康法』の70頁に記してありますが、アルツハイマー型認知症の原因となる「アミロイドβ(ベータ)タンパク質」は認知症が発症するおよそ25年前からつくられ始め、徐々に蓄積してきます。
 米国での研究(J Altern Complement Med, 2007)では、アミロイドβタンパク質による傷害から神経細胞を保護すると考えられるハーブ27種類のうち、神経保護効果の高いハーブ2種類を見出しました。
 その2種類とは、下図のように、生姜(Zingiber officinale))とウコン(Curcuma aromatia))で、この2種類はアミロイドβタンパク質による神経細胞(一次ニューロンなど)の傷害をかなり抑えることがわかりました。
 この図で、はアミロイドβタンパク質が存在しない場合、はアミロイドβタンパク質があるのにハーブを加えていない場合の細胞傷害度を表します。
 ご存知のようにアルツハイマー型認知症ではアセチルコリンという神経伝達物質の量が少なくなっています。
 インドでの研究(Indian J Exp Biol, 2014)では、生姜はコリンエステラーゼという酵素によってアセチルコリンが分解されるのを抑えることで、脳内のアセチルコリンの量を増やして認知症の症状を抑える「コリンエステラーゼ阻害薬」と同じ効果をもっていることを報告しています。
 しかも、生姜はアミロイドβタンパク質の蓄積も抑えるため、アルツハイマー型認知症に対する副作用のない優れた機能性食品といえます。
 エジプトでの研究(J Neuroinfect Dis, 2014)では、生姜はコリンエステラーゼ阻害薬の一つである「リバスチグミン」と同様、アルツハイマー型認知症による神経変性を緩和する働きのあることを報告しています。
 結局、生姜がアミロイドβタンパク質の蓄積を抑えたり、アルツハイマー型認知症の症状の進行を抑制したりするので、生姜はアルツハイマー型認知症の予防や進行抑制に効果的といえます。
 さあ、皆さ~ん、アルツハイマー型認知症にならないためにも、大切な人に迷惑をかけないためにも、今からでも遅くはありませんので、生姜ココア習慣を始めませんか?