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【第70節】生姜はあなたの大切な肝臓を守ります!


 肝臓は沈黙の臓器といわれ、肝臓に異常が起きてもなかなか気づきません。
 そもそも肝臓の主な働きは、①有害物質の解毒、②糖質(グリコーゲン)の貯蔵、③タンパク質の合成です。
 肝臓の病気の主な原因としては、ウイルス、アルコール、肥満があげられます。
 肝臓病の原因の約80%はウイルスで、C型肝炎やB型肝炎などです。
 アルコール性の肝臓障害は約10%で、お酒の飲み過ぎです。
 特に、アルコール代謝の途中で生じる毒性の強いアセトアルデヒドによって肝臓の組織に異常が起こり、肝線維症、肝炎、肝硬変に繫がります。
 しかし、最近では肥満や糖尿病などが原因の「非アルコール性脂肪肝」(NAFLD=Non-Alcoholic Fatty Liver Disease)が増えてきており、この約10%が「非アルコール性脂肪性肝」(NASH=Non-Alcoholic SteatoHepatitis)に移行する可能性があり、さらに肝硬変や肝がんへと移行するおそれがあります。 
 最近のイランでの人を対象とした研究(Hepat Mon, 2016)では、「非アルコール性脂肪肝」の人を2群に分け、片方の群には生姜粉末を朝食時1gと夕食時1g、もう片方の群にはプラセーボ(偽薬)をそれぞれ3ヶ月間摂り続けてもらいました。
 その結果、ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)やAST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)といった肝機能障害を表す指標がプラセーボ群に比べ、生姜群で有意に低下しました。
 つまり、生姜群のALT(基準値4~37[IU/L])は36.6→30.5に、AST(基準値9~32[IU/L])は36.0→31.7になりました。
 このように、一日2gの生姜粉末は、肥満や糖尿病などが原因の「非アルコール性脂肪肝」の改善に効果があることが分りました。
 そのほか、動物実験ですが、生姜はコレステロール改善薬の「アトルバスタチン」による肝機能障害や解熱鎮痛薬の「アセトアミノフェン」による肝機能障害、あるいは「鉛」による肝機能障害から肝臓を保護することも分かっています。
 なお、過度の飲酒をする人は、アルコールによる肝機能障害に敏感なγ-GTP(γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)(基準値0~50[IU/L])が高くなります。
 このように、肥満の人、血糖値の高い人、偏食(タンパク質不足)などの人は、食事内容の見直しと、生姜習慣あるいは生姜ココア習慣を実践してみてはいかがでしょうか?