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【お知らせ】食品医学研究所、しょうが(生姜)による代謝アップの実験結果を「世界一受けたい授業」に提供!


  2010年1月30日(土)、日本テレビ系の夜番組「世界一受けたい授業」(19:56~20:54)で「スパイス特集」の放映がなされました。
  私(食品医学研究所長:平柳要)は出演しませんでしたが、私たちが(株)永谷園と共同で行った、冷え性気味の19名の女性を対象とした実験「ショウガ摂取によるエネルギー消費量の変化」の結果が、「世界一受けたい授業」の中で紹介されました。
  確かに、唐辛子を摂ってもエネルギー消費量は高まりますが、その作用時間はせいぜい20~30分間程度で、ショウガ(3時間くらい)ほど長くは続きません。
  また、生ショウガに多く含まれているジンゲロールは、生の魚介類に多い腸炎ビブリオ、胃潰瘍や胃がんなどの原因にもなるヘリコバクター・ピロリなどの細菌のほか、真菌や寄生虫なども退治する抗病原体作用があります。
  さらに、今回の「世界一受けたい授業」で紹介されたように、主にジンゲロールには初期の悪性腫瘍(がん)細胞の増殖や転移を抑え、がん細胞を死滅(アポトーシス)に追いやるようにし向ける抗がん作用もあります。
  このように、ショウガを摂る習慣をつけると、最近流行のダイエットはもちろんのこと、血液や血管もきれいになり、さらにがんの予防にもなるのです。
  そして、いつでも、どこでも、比較的安価に手に入ることもショウガの魅力の一つです。





【お知らせ】花粉症の人のための『すっきりジンジャー』、H&Wの通販部にて販売開始!


  H&Wの通販部「エビデンスショップ」にて、エビデンス(科学的根拠)に基づき開発され、その効果を少人数ですが確認済みの花粉症や通年性アレルギー性鼻炎などを緩和・改善する顔面さわやかサプリ『すっきりジンジャー』を、2010年2月1日(水)より販売を開始します。
  『すっきりジンジャー』は、食品医学研究所(所長:平柳要)が、生姜(しょうが)、葡萄(ぶどう)、薊(あざみ)に含まれる植物性化学物質(ファイトケミカルともいう)の抗酸化作用などで、花粉症などのI型(即時型)アレルギーの元凶、免疫グロブリンE(IgE)抗体の産生がかなり抑えられることを突き止め、それを商品化したものです。
  ショウガは冷え性の改善や代謝アップに効果があるばかりでなく、ショウガの温め成分であるショウガオールがヒスタミン(クシャミ・鼻水・目のかゆみ)などの化学伝達物質(ケミカルメディエーター)の遊離・放出を抑えるのみならず、殺菌作用の強いジンゲロールが花粉症の元凶であるIgE抗体の産生を大幅に抑制します。
  また、赤ブドウの皮部分に多い抗酸化成分のレスベラトロールやマリアアザミの実に多く含まれる抗酸化成分のシリマリン(厳密にはシリビニン)にも同様な効果が見つかりました。
  『すっきりジンジャー』には、ショウガ、ブドウ、マリアアザミのほか、花粉症対策の定番の甜茶(てんちゃ)や紫蘇(しそ)の実エキスも加えてあるため、従来のものに比べ、花粉症の諸症状に対して、格段に大きな効果が期待できます。
  1日あたりの摂取目安量は2~3粒で、できれば食後に、1度に1粒ずつお召し上がり頂くと、各成分の作用が長く持続します。
  あるいは、花粉症があまりひどくなければ、外出する30分前とか、入眠前とかにお召し上がり頂いても結構です。
  早ければ、一週間ほどで、顔まわりがスッキリするような変化を感じとることができると思います。
  エビデンスショップでは、『すっきりジンジャー』を、1ボトル42粒入りが3,800円(税込)のところ、発売を記念した徳用セット(2ボトル入り)を25%割引の5,700円(税込)で提供しています。
  なお、花粉症、慢性アレルギー性鼻炎、アレルギー性気管支喘息など、Ⅰ型アレルギー対策のための『すっきりジンジャー』について、詳しいことは、こちら(文書)でご覧下さい。
  今すぐに花粉症撃退サプリ『すっきりジンジャー』をご購入される場合には、
こちら(クリック)からどうぞ!





【お知らせ】しょうが(生姜)を用いた花粉症対策法やダイエット法が雑誌で紹介されます!


  花粉症の方あるいはダイエットしたい方、必読のおすすめ!

  ※2010年2月2日(火)発売の月刊誌「日経ヘルス」3月号で、『ショウガは花粉症に効く!』という記事で、花粉症の予防ないし症状の緩和・改善が期待できるショウガ入りサプリメントが紹介されます。
  今年はスギ花粉の飛散量が昨年の大量飛散よりはもちろん少なく、平年よりも少ないということで安心している人が多いようですが、実は大量飛散の翌年も用心が必要なのです。
  その理由は、体内に蓄積されていく免疫グログリンE(IgE)抗体の量が、ある一定量を超えた場合に花粉症を発症するという「IgE抗体閾値説」が有力だからです。
  今年はスギ花粉の飛散量が少ないからといって、あまり油断し過ぎないで、花粉症に対する早めの予防ならびに対策をお願いします。

  ※2010年2月2日(火)発売の月刊誌「日経ヘルス」3月号のダイエット特集で、β3アドレナリン受容体の働きが悪い人(日本人の35%)でも体脂肪を燃えやすくするフォルスコリンという成分が入ったサプリメントが紹介されます。

  ※2010年2月2日(火)発売の月刊誌「安心」3月号の「ショウガ最強活用事典」で、ショウガ赤ワインによって花粉症の予防ないし症状の緩和・改善が可能である旨の記事が掲載されます。
  ショウガ赤ワインの他に、落花生の内部の赤茶色の皮のところにも、花粉症に効果的なレスベラトロールが多く含まれていますので、花粉症の季節には落花生は赤茶色の皮ごと食べてください。
  私(食品医学研究所長:平柳要)も、花粉症の時期になると、コクのある深い味わいの千葉半立産の落花生をよく食べています。
  ただし、落花生の中身は脂肪が多いので食べ過ぎに注意してください。

  ※2010年2月2日(火)発売の月刊誌「安心」3月号の「ショウガ最強活用事典」で、ショウガココアによってメタボリックシンドロームの解消が可能である旨の記事が掲載されます。

  ※2010年2月4日(木)発売の週刊誌「女性セブン」で、ショウガココアダイエットについての記事が掲載されます。





【お知らせ】食品医学研究所提供のショウガによる冷え性の改善&代謝アップ効果などがテレビで放映されま~す!


  冷え性の方、あるいは低体温の方、必見のおすすめ!

  ※2010年1月30日(土)、日本テレビ系の夜番組「世界一受けたい授業(19:56~20:54)」において、出演はしませんが、私(食品医学研究所長:平柳要)が(株)永谷園と共同で行った実験「ショウガの代謝アップ効果」や、「ショウガのがん予防効果」が紹介されます。

  ※2010年2月1日(月)、フジテレビ系の朝番組「とくダネ!(8:00~9:55)」において、『ショウガによる冷え性の改善および代謝アップ効果に関する私(食品医学研究所長:平柳要)へのインタビュー」が9時10分頃から放映されます。





【お知らせ】新発想の花粉症サプリ『すっきりジンジャー』の主要成分をテレビ番組「スーパーサプライズ」にて公開!


  2010年1月20日(水)の午後、小田急線の新百合ヶ丘駅近くにある生姜料理専門店「祝茶房 紅拍手」にて、「熱血!平成教育学院」などで有名なロザンの菅さん&宇治原さんのコンビと、永谷園生姜部の新海さん、生姜料理専門店オーナーの森島さん、それに私(食品医学研究所長:平柳要)の計5人で、「生姜うんちく談義」のVTR収録を行いました。
  そして、それが1月22日(金)に、日本テレビ系の「SUPER SURPRISE(スーパーサプライズ)(19:00~19:58)」の「うんちくクン」コーナーにおいて放映されました。
  「生姜うんちく談義」の中で、生姜(しょうが)や葡萄(ぶどう)ならびに薊(あざみ)に含まれている植物性化学物質は、花粉症の悪の元凶、免疫グロブリンE(IgE)抗体の産生を強力に抑え、その上、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどを引き起こすヒスタミン、鼻づまりや気管支喘息を悪化させるロイコトリエン、炎症悪化や腫れ・痛みなどを引き起こすプロスタグランジンなどの化学伝達物質(ケミカルメディエーター)がマスト細胞などから放出されるのも抑えるため、花粉症の予防や症状緩和にかなり効果的であるという話をしました(上の写真)。
  そうしたら、番組スタッフから、スタジオでの生放送時に、生姜入り赤葡萄ジュースを作って、出演者全員に飲んでもらおうということになり、そのレシピをスタッフに教え、そのエビデンス(科学的根拠)となる資料をフジテレビにファックスで送り、放送番組責任者の承認を得た上で、実際にそれを飲んで頂きました(下の写真)。
  「生姜入り赤葡萄ジュース」はとても飲みやすいので、花粉症の季節には、是非試してみては如何でしょうか。
  これ以外に、鍋に赤ワインと干しぶどうを入れ、そこに生姜の絞り汁を加えて少し煮立ててアルコール分を飛ばした「ショウガ赤ワイン・レーズン入り」はとても美味しく、そして花粉症の予防や症状緩和に大いに役立ちますので是非、これも試してみてください。
  なお、「日経ヘルス」3月号(2月2日発売)では、花粉緊急対策のスクープとして「ショウガは花粉症にも効く!」というタイトルで、ショウガ等がなぜ花粉症の予防や症状緩和に効果的なのか、分かりやすく解説しています。
  また、「安心」3月号(2月2日発売)では、ショウガ最強活用事典の中で、私(食品医学研究所長)が花粉症撃退の最強コンビとしてショウガ赤ワインを紹介しておりますので、今年の花粉症対策に是非、お役立てください。





【第36節】マリアアザミも、しょうが(生姜)同様、免疫グロブリンE抗体の産生と化学伝達物質の放出を抑える!


  またまた驚いたことに、マリアアザミに多く含まれるシリマリン(silymarin)のうちのシリビニン(silibinin)には、免疫グロブリンE(IgE)抗体の産生を抑えるだけでなく、マスト細胞(肥満細胞ともいう)や好塩基球からのヒスタミンなどの化学伝達物質(ケミカルメディエーター)の放出を抑えることも分かりました。
  韓国(全州市)にある全北大学医学部のChoi氏らによるマウスを用いた研究(Biol Pharm Bull 2009;32(5):868-875)で、シリビニンはマスト細胞や好塩基球での膜安定化作用によってカルシウムの細胞内流入を抑えて、右図のようにヒスタミンの放出を用量依存的にかなり抑制することを明らかにしています。  また、シリビニンは主にマクロファージでつくられる炎症性サイトカインの腫瘍壊死因子-α(TNF-α)やインターロイキン-6(IL-6)の産生も抑えることが分かりました。
  なお、シリビニンがアラキドン酸代謝を阻害してロイコトリエンやプロスタグランジンの分泌を抑えるという報告はかなり以前からありました。
  ドイツのエッセン大学病院生理化学研究所のDehmlow氏らによる研究(Life Sci 1996;58(18):1591-600)では、ヒトの組織片を用いた試験管内実験で、シリビニンは鼻づまりを起こすロイコトリエン(LT-B4)や喘息を増悪させるロイコトリエン(LT-C4/D4など)を抑えることを報告しています。
  また、シリビニンには血管拡張や血管透過性を高めて炎症を増悪するプロスタグランジン(PG-E2)や血中の炎症誘発因子であるトロンボキサン(TX-B2)を抑える働きもあります。
  さらに、シリビニンは活性酸素の除去作用(抗酸化作用)によって、細胞の酸化ストレスを軽減するため、がん細胞などの転写因子NF-κB (Nuclear Factor for κ-kinase gene in B cells)の活性が抑えられ、がん細胞のアポトーシス(プログラム細胞死)を誘導して、がん細胞の分裂・増殖・転移を防ぐ働きもあります。
  昔から、マリアアザミ(シリビニン)は解毒成分として知られている抗酸化物質のグルタチオン(Glutathione)の合成やRNAポリメレース(RNA polymerase)の働きなどを高め、タンパク質の合成を促して損傷した肝細胞を再生するため、慢性肝炎や肝硬変に有効とされていますし、美容関係では真皮のコラーゲンを増やし、肌のシワや弾力性を改善する働きが知られています。
  また、肝機能を守るので、アルコールをよく飲む人は飲酒の1時間くらい前に摂っておくと、酔いにくく、アルコールの抜けも速いため、悪酔いや二日酔いをしにくいといわれています。
  さらに、今回、お話したように、マリアアザミ(シリビニン)にはⅠ型アレルギーの症状緩和や、がんや関節リウマチをなどの炎症性疾患の予防にも有効で、ショウガ同様に、かなり守備範囲の広い健康効果をもつ植物性化学物質といえます。





【第35節】さらなる新発見!花粉症にしょうが(生姜)やぶどう(葡萄)のほか、あざみ(薊)にも効果が!


  またまた新発見です。
  しょうが(生姜)やぶどう(葡萄)が花粉症の発症予防や症状緩和に効果があることは、すでにお話ししましたが、新たにマリアアザミ(英名Milk Thistle)というあざみ(薊)の果実に含まれる抗酸化物質、シリマリン(Silymarin)も花粉症の予防や症状緩和に役立つことが分かりました。
  マリアアザミ(有効成分シリマリン)は、ヨーロッパでは紀元前から肝臓病に効くハーブとして親しまれており、また消化不良・慢性肝炎・肝硬変や、飲酒時の悪酔いや二日酔いを防ぐ働き、あるいは肌のシワや弾力性を改善する働きなどで知られています。
  花粉症を発症する鍵は、1型ヘルパーT(Th1)細胞と2型ヘルパーT(Th2)細胞の数(働き)のバランスにあります。
  花粉が体内に入ってくると花粉症予備軍(花粉アレルギー体質)の人はTh1細胞とTh2細胞のバランスが崩れ、Th2細胞が過剰に増えてしまい、結果としてB細胞で多量の免疫グロブリンE(IgE)抗体がつくられ、アレルギー症状を引き起こす原因となります。
  最近、シリマリン(厳密にはシリビニン)にはTh1細胞とTh2細胞のバランスをとる免疫バランス調整作用があることが分かりました。
  国立台湾大学獣医学部のKuo氏らによるマウスを用いた研究(Phytomedicine 2009;16:271-6)で、シリマリンの主要構成成分であるシリビニン(200mg/kg)を摂取した場合、卵白アルブミン(OVA)抗原に対する免疫グロブリンE(IgE)産生量はアレルゲンのみの場合を100%とすると、右図のように、シリビニン摂取で73%となり、27%減少しました。
  その際、生理活性物質のインターロイキン-4(IL-4)濃度はシリビニン摂取で0.67倍となり、インターフェロン-γ(IFN-γ)濃度はシリビニン摂取で2.7倍となりました。
  マリアアザミ(シリビニン)の摂取によって、IL-4濃度が減少し、IFN-γ濃度が増加したということは、右図のように、マリアアザミ(シリビニン)がTh2細胞の側に傾いてアレルギー状態にあった免疫経路を正常に戻し、Th1細胞とTh2細胞のバランスをとった裏付けとなります。
  花粉アレルギー体質の人が、マリアアザミ(シリマリン)を摂ることによって、Th2細胞の側に傾いていた免疫経路のスイッチが外され、正常な体質に戻れる可能性が示唆されます。
  マリアアザミ(シリマリン)のIgE抗体産生抑制率は、ショウガオール(35%)やレスベラトロール(50%)ほど大きくありませんが、マリアアザミには明らかな免疫バランス調整効果が認められます。
  したがって、マリアアザミ(シリマリン)は、今後、I型(即時型)アレルギーの予防に有効な植物性化学物質(phytochemical)として、その価値がより高まるものと思われます。





【第34節】レスベラトロールはショウガ同様、免疫グロブリンE抗体の産生を抑えるだけでなく、花粉症の化学伝達物質の放出も抑える!


  花粉症の症状を緩和する「シソエキス」には、シソの実エキス、シソの実油、シソの葉エキスと、大きく分けて3種類あります。
  シソの実エキスは、シソやエゴマなどのシソ科植物の種子からポリフェノールを抽出したもので、ヒスタミン遊離抑制作用やロイコトリエン抑制作用があります。
  シソの実油は、同じくシソ科植物の種子から絞り出した油で、豊富に含まれるα-リノレン酸によって、ロイコトリエン抑制作用や炎症緩和作用(TNF-αやIL-6の抑制)があります。
  シソの葉エキスは、シソの葉のエキスを抽出したもので、炎症緩和作用(TNF-αの抑制)があります。
  このように、客観的にみると、この3つのうち、花粉症の症状緩和には「シソの実エキス」が最も効果的のように思われます。
  ところで、驚いたことに、赤ワインや赤ぶどうに多く含まれるレスベラトロール(resveratrol)には、免疫グロブリンE(IgE)抗体の産生を強力に抑えるだけでなく、マスト細胞(肥満細胞ともいう)から放出されるヒスタミンなどの化学伝達物質(ケミカルメディエーター)を抑える働きもあります。
  中国(南京)にある中国中医薬科大学のBaolin氏らによる研究(Planta Med 2004;70:305-9)で、マウスの組織片を用いた試験管内実験ですが、レスベラトロールは、ほぼ用量依存的に、ヒスタミン遊離抑制作用(最上図)、ロイコトリエン抑制作用(上から2番目の図)、プロスタグランジンD2(炎症悪化・睡眠誘導)抑制作用(上から3番目の図)、腫瘍壊死因子-α (TNF-α)抑制作用(最下図)などが認められ、マスト細胞から放出される花粉症のほぼすべての化学伝達物質を抑える可能性が明らかになりました。
  ショウガやレスベラトロールが化学伝達物質の放出を抑える機序については、マスト細胞の内外で発生する過酸化水素などの活性酸素をショウガやレスベラトロールの抗酸化作用で消去することによって、カルシウムイオンの細胞内流入によるマスト細胞の活性化が妨げられ、ヒスタミンの放出(脱顆粒)やアラキドン酸(arachidonic acid)の生成が阻止されるためと考えられます。
  特に気をつけたいのが、花粉症の時期にn-6系の多価不飽和脂肪酸であるリノール酸(linoleic acid)を摂りすぎると、マスト細胞内でアラキドン酸を生成しやすく、ロイコトリエン(LT-B4)やプロスタグランジンが放出されやすくなるため、鼻づまり症状や炎症症状が強く出るおそれがあります。
  また、気管支喘息の人では、別のロイコトリエン(LT-C4, LT-D4)も放出されやすくなるため、喘息の症状が増悪するおそれがありますし、アトピー性皮膚炎の人では皮膚炎が悪化するおそれがあります。
  したがって、紅花油(サフラワー油)、綿実油、大豆油、コーン油などのように、リノール酸の含有率が50%を超えるような油は、アレルギー・炎症・血液凝固・血管収縮を促進する方向に働くため、アレルギーのある人はもちろん、一般の人でもあまり摂りすぎないように心がける必要があります。
  その変わりに、n-9系の一価不飽和脂肪酸であるオリーブオイルや、あるいはn-3系の多価不飽和脂肪酸であるα-リノレン酸(α-linolenic acid)が多く含まれるシソ油、エゴマ油、魚(EPA, DHA)をやや多めに摂ることをおすすめします。
  なお、オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸はダイエットには効果的ですが、アレルギーに対しては良くも悪くもありません。
  しかし、特にエキストラバージンオリーブオイルに多く含まれる多種の抗酸化ポリフェノールがアレルギーに対して、その症状を緩和・改善する方向に働くのです。
  また、α‐リノレン酸を多く含む油は非常に酸化しやすいので、加熱調理には使わず、光が当たらないようにして、できるだけ早く使いきるようにしないと、かえって体内に酸化物質を増やすことになります。





【第33節】新発見!花粉症にしょうが(生姜)とぶどう(葡萄)が効果的


  ショウガの摂取が花粉症の発症予防や症状緩和に有効であることは、すでに【第31節】と【第32節】でお話ししました。
  ここでは、ショウガに加えて、葡萄(ぶどう)も花粉症の予防や症状緩和に役立つことをエビデンス(科学的根拠)に基づいてお話ししたいと思います。
  以前、ある女性が花粉症の季節に、「干しぶどう」をほぼ毎日、ポリポリ、ムシャムシャと食べていたところ、長い間、苦しんできた花粉症の諸症状がいつの間にか治まっていたというエピソードを聴いたことがあります。
  濃い赤紫色をした「干しぶどう」の皮には、赤ワインや赤ぶどうジュースと同様に、レスベラトロール(Resveratrol)というアントシアニン系のポリフェノールがたくさん含まれています。
  このレスベラトロールのアレルギー性疾患に対する効果は抗喘息性ステロイド剤のデキサメサゾン(Dexamethasone)に匹敵し、気管支喘息の症状緩和に役立つことが動物実験で明らかになりました。。
  韓国(大田)にある生命工学研究院のLee氏らのマウスを用いた研究(Int Immunopharmacol 2009;9:418-24)によると、右図のように、レスベラトロール(30mg/kg)を摂取した場合の卵白アルブミン(OVA)抗原に対する生理活性物質のインターロイキン-4(IL-4)濃度は、アレルゲンのみの場合を100%とすると、50%になりました。
  また、免疫グロブリンE(IgE)産生量は、アレルゲンのみの場合を100%とすると、レスベラトロール摂取で50%となり、半減しました。。
  さらに、好酸球を活性化して喘息を悪化させる生理活性物質のインターロイキン-5(IL-5)濃度は、アレルゲンのみの場合を100%とすると、レスベラトロール摂取で25%となり、何と4分の1となりました。
  この実験から、レスベラトロールを摂取すると、気管支喘息(Bronchial asthma)や花粉症ならびにアレルギー性鼻炎といったⅠ型(即時型)のアレルギー疾患の症状緩和に大いに役立つことが明らかになったのです。
  やはり、花粉症の季節には、ショウガと葡萄食品(干しぶどう、赤ぶどうジュース、赤ワインなど)をしっかり摂るように心がけると、気管支喘息や花粉症などの症状をかなり抑えられると考えられます。
  昨年(2009年)の春、フランス産のレスベラトロール(VINEATROL 20M)を1日に15mgほど摂り続けたところ、3日、4日目くらいから花粉症の症状がかなり緩和されてくることを私自身で確かめております。
  花粉症を発症すると、顔面がクシャクシャとなり美容どころではありませんが、レスベラトロールには、美容上の特筆すべき様々な効能が知られています。
  たとえば、レスベラトロールには、肌のくすみやシミの原因となるメラニン色素の生成を抑える(チロシナーゼ活性阻害)作用、肌に潤いやハリを保つヒアルロン酸の分解を抑える(ヒアルロニダーゼ活性阻害)作用、皮膚のシワやたるみを抑える(コラゲナーゼ活性阻害)作用、皮膚に弾力性を与えるエラスチンの分解を抑える(エラスターゼ活性阻害)作用などです。
  花粉症や通年性アレルギー性鼻炎ならびに気管支喘息の人は、ショウガと葡萄の食品を積極的に摂るようにすれば、これらのアレルギー症状の緩和・改善に役立つものと思われます。
  是非、試してみて下さい。
  ただし、「干しぶどう」や「赤ぶどうジュース」などを多量に摂ると、果糖の摂り過ぎで体重増加につながりますのでご注意下さい。