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【第54節】ショウガ(ショウガオール)はアディポネクチンの分泌量を増やして動脈硬化や糖尿病を防ぎます!


  アディポネクチン(Adiponectin)とは、脂肪細胞(主に内臓脂肪細胞)で作られる善玉のホルモン様(生理活性)物質で、動脈硬化や糖尿病や脂質異常などの予防に非常に重要な役割を果たしています。生活習慣病を予防するアディポネクチン
  アディポネクチンの分泌量は内臓脂肪量と逆相関し、内臓脂肪量が増えれば血中アディポネクチン濃度は減少します。
  そして、アディポネクチンの分泌量(血中濃度)が減少すると、心筋梗塞や脳卒中などの心血管病やインスリン感受性が低いⅡ型糖尿病などのリスクが高まります。
  つまり、アディポネクチンには血管壁での炎症反応を抑える作用(TNF-α発現抑制作用)があり、血管障害時にその局所に集積し、「血管修復物質」として動脈硬化を予防します。
  また、アディポネクチンにはインスリン抵抗性を改善する(インスリン感受性を高める)ことによってⅡ型糖尿病を予防します。
  さらに、アディポネクチンは筋肉細胞のミトコンドリア数を増やすとともに、ミトコンドリア機能を改善してエネルギー代謝を高め(脂肪燃焼を促進し)、脂質異常や肥満を予防します。健康長寿者はアディポネクチン分泌量が多い
  長生きしている人のアディポネクチン分泌量(血中濃度)を測ってみると、一般の人よりもはるかに多く、このアディポネクチン(俗称:スーパー健康ホルモン)が生活習慣病にかかりにくくしていると考えられます。
  最近の研究で、ショウガの二大成分(ジンゲロールとショウガオール)のうち、とりわけショウガオール(加熱したショウガに多い)に、アディポネクチンの減少を抑える働きがあります。
  中部大学の伊佐保香氏らによる試験管内実験(Biochem Biophys Res Commun 2008;373:429-34)によると、ショウガに含まれるショウガオールはアディポネクチンを増やすように働きかける"PPARγ(核内受容体型転写因子)"の働きを活発化させて、アディポネクチン分泌量(血中濃度)を増やします。
  また、テキサス州(ヒューストン)にあるテキサス大学実験治療学のAggarwal氏らの研究(Ann Rev Nutr 2010; On-line)では、アディポネクチン分泌量を増やす香辛料として、ショウガ(ショウガオール)のほかに、ターメリック(クルクミン)、赤唐辛子、シナモン、クローブ、黒胡椒をあげています。
  韓国のソウル国立大学のIslam氏らによるラットを用いた動物実験(J Med Food 2008; 11(1): 152-9)で、ショウガとニンニクでの抗Ⅱ型糖尿病効果を比較した結果、ショウガはニンニクよりも高い抗Ⅱ型糖尿病効果を示しました。
  これらのことから、体脂肪が多めの人、血糖値や中性脂肪値やLDLコレステロールが高めの人は、ショウガ(ショウガオール)をはじめとする上記の香辛料をできるだけ毎日の食生活に取り入れるようすると、健康寿命をの延ばすことが可能となります。





【第53節】「しょうがココア」は血圧が高めの人にお薦めする健康飲料です


  ココアやダークチョコレートにはカカオマスポリフェノールが多く含まれており、これがかなり強力に高血圧改善効果を発揮します。しょうがアイスココア
  ドイツのケルン大学病院のTaubert氏らが、5つのランダム化比較試験を総合的に評価したメタ分析研究(Arch Intern Med 2007; 167: 626-34)によると、カカオ製品(ココアやダークチョコ)を平均2週間摂り続けると、カカオ製品摂取群では収縮期血圧が4.7mmHg下がり、拡張期血圧が2.8mmHg下がりました。
  一方、紅茶や緑茶を概ね5~6杯/日、平均4週間続けて摂取しても収縮期血圧は1.3mmHg、拡張期血圧は0.6mmHg下がるのみでした。
  この分析から、カカオ製品の日常的摂取は健康志向の高い人や高血圧気味の人に大変おすすめです。しょうが栄養学
  ただし、ミルクココア(上図)やミルクチョコのように、カカオポリフェノールが少なく、エネルギー(カロリー)量が高いものは太りますので避けるようにしてください。
  またオランダ(ビルトーベン)にある国立公衆衛生環境研究所のBuijsse氏らの追跡研究(コホート研究)では、日常のココア摂取量で3群に分け、15年間の心血管病による死亡率を比較しました。
  その結果、ココアを最も多く飲む(4.2g/日)群は最も少ない(0g/日)群に比べ、収縮期血圧が3.7mmHg低く、拡張期血圧も2.1mmHg低くなりました。
  そして、驚いたことに、ココアを最も多く飲む(4.2g/日)群は最も少ない(0g/日)群に比べ、心血管病になったり、心血管病で亡くなったりする人も、それぞれ0.50、0.53と約半分でした。
  このように、ココアを一日に4杯程度(約5g)飲む習慣で、心血管病になったり、心血管病で亡くなったりするリスクが約半分に減ります。
  血圧が高めの人には「しょうがココア」、そうでない人には「しょうが紅茶」もお薦めで、ココアまたは紅茶の効果に加えて、女性誌のマキア(MAQUIA)8月号に掲載されている右の記事のように、ショウガの様々な効果がプラスされ、心血管病やガンなどの生活習慣病の予防のほか、ダイエットや美容面でも様々な効果が期待できます。