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【重要なお知らせ】『ためしてガッテン』で紹介された電子レンジによる「ウルトラしょうが=乾燥しょうが」のつくり方は危険なので止めましょう!


  NHK総合テレビの『ためしてガッテン』は視聴率が20%近くというNHKの人気番組の一つです。ためしてガッテンのウルトラしょうが
  8月25日(水)の午後8時から『ためしてガッテン』で、「ウルトラしょうが」こと、「乾燥しょうが」による冷えとり効果(冷え対策)について放映されました。
  そして、8月31日(火)の午後4時5分から、再度『ためしてガッテン(再放送)』が放映されました。
  8月25日と8月31日で、内容の一部が変わっていました。
  実は、視聴者が「生のしょうが」を薄くスライスして、電子レンジで「ウルトラしょうが」を作ろうとしたところ、電子レンジの中で”しょうが”が燃え出したという連絡がNHKに複数あったということです。食品医学研究所による「ためしてガッテン」の「しょうが実験」への協力
  食品医学研究所には『ためしてガッテン』の担当ディレクターであるA氏から、8月31日の再放送中に、この旨の連絡をいただきました。
  食品医学研究所(平柳要所長)は『ためしてガッテン』の「しょうが実験」に全面的に協力し、「生のしょうが」はカラダの芯から温める効果はほとんどなく、「乾燥しょうが(ウルトラしょうが)」にカラダの芯から温める効果があるということを実証しました。
  「生のしょうが」に多く含まれるジンゲロール(1879年に英国のJC Thresh氏が発見)という成分は、主に手足などの末梢部の皮膚血管を広げる作用があり、手足が温まる感じはするのですが、これに発汗を伴うとより一層、カラダの芯の温度(深部体温)を下げてしまいます。生姜と乾姜の効果・効能の違い
  一方、「生のしょうが」を(加熱)乾燥させるとジンゲロールの一部がショウガオール(1917年に日本の野村博氏が発見)という成分に変化します。
  ショウガオールは胃腸の壁を直接刺激する作用と心臓から押し出す血液量(心拍出量)を増やす作用(強心作用)によって、カラダの芯の血流を増やして深部で熱を発生させます。
  そして、「乾燥しょうが」ではジンゲロールとショウガオールの両方の働きが同程度となり、カラダ全体を温めてくれる、いわゆる「ウルトラしょうが」となるのです。各種のしょうがムック
  つまり、カラダ全体を温めるには、「生のしょうが」をそのまま使うよりも、「乾燥しょうが」を使ったほうが効果的で、しかも「乾燥しょうが」を末梢血管拡張効果がある紅茶やココアに入れて飲むと、より一層カラダ温め効果(ポカポカ効果)が高まります。
  おわりに、電子レンジで「ウルトラしょうが」を作る方法は、電子レンジ内で”しょうが”が燃え出すことがありますので、絶対に電子レンジで「ウルトラしょが=乾燥しょうが」を作らないようにしてください。
  なお、食品医学研究所が運営する『エビデンスショップ』のブログへはこちら[クリック]からどうぞ。





【お知らせ】『ためしてガッテン』の「夏冷え解消!しょうが 使い方が間違ってた!」について


  8月25日(水)の午後8時からのNHK総合テレビ『ためしてガッテン』では、カラダの芯からポカポカとさせる「ウルトラしょうが」なるものを紹介しました。
  この番組を見損ねた人は、8月31日(火)の午後4時5分からNHK総合テレビ、9月1日(水)の午前2時(深夜)からNHK総合テレビ、9月2日(木)の午前8時15分からNHKのBS2で再度放映されます。
  今回の「ためしてガッテン」では、「しょうが」による冷え対策として、カラダを芯からポカポカ温めるには「生しょうが」をそのまま使うのではなく、加熱乾燥させた「しょうが」を使うほうがよいことを分かりやすく解説したものです。しょうがによるカラダ温め実験。
  食品医学研究所(平柳要所長)は、右の写真のように、人工気象室を使って『ためしてガッテン』の「しょうがによるカラダ温め効果実験」に全面的に協力いたしました。
  この実験で分かったことは、「生しょうが」を加熱乾燥させると、「生しょうが」に多く含まれる辛み成分のジンゲロールが徐々にショウガオールに変化し、このショウガオールがカラダの芯を温める効果を発揮することでした。ウルトラしょうがの作り方
  「生しょうが」をスライスして天日干ししたり、電子レンジで加熱乾燥させたりすればジンゲロールとショウガオールが混ざり合った「乾燥しょうが」が出来上がります。
  そして、『ためしてガッテン』では、この「乾燥しょうが」を「ウルトラしょうが」と名付けたのです。
  ところが、放映後、視聴者から電子レンジでの加熱乾燥で「しょうが」が燃え出したとの連絡があったため、『ためしてガッテン』の公式サイトこちら[クリック]では、電子レンジによる方法を用いないように注意を呼びかけています。  
  しかし、もっと簡単な方法は、加熱乾燥させた「しょうが粉末」を調達して、しょうが料理やしょうが飲料に加えるものです。
  結局、冷え対策として使用する「しょうが」は生ではなく、加熱乾燥させた「しょうが粉末」を様々な「しょうが料理」や「しょうが飲料」に用いればよいということになります。
  「しょうが紅茶」や「しょうがココア」に、しょうが粉末を用いれば、しょうが粉末によるカラダ温め効果に、紅茶やココアに含まれるポリフェノールが末梢血管を拡張させるので、さらに効果が高まります。
  漢方では、「生姜(ショウキョウ)」と「乾姜(カンキョウ)」で効果・効能に違いがあり、「生姜」に多く含まれるジンゲロールには、皮膚血管拡張作用、健胃(消化促進)作用、殺菌・解毒作用、発汗作用、解熱作用、鎮吐作用、鎮咳作用などが知られています。
  このように、「しょうが」に期待する目的(効果・効能)によって、「生しょうが」を用いるか、加熱乾燥させた「ウルトラしょうが(乾燥しょうが)」を用いるか、あるいはどちらでもよいのかが決まります。
  なお、食品医学研究所が運営する『エビデンスショップ』のブログへは
こちら[クリック]からどうぞ。





【お知らせ】冷え性の人必見!『ためしてガッテン』の「しょうが」で夏冷え解消法


  8月25日(水)の午後8時からNHK総合テレビで、『ためしてガッテン』の「夏冷え解消!しょうが 使い方が間違っていた!」が放映されます。
  食品医学研究所長の平柳が、『ためしてガッテン』の「しょうが実験」に協力し、おそらく番組の中でちょこっと顔を出すと思います。ためしてガッテン 夏冷え解消!しょうが  
  猛烈に暑い日が続く日本列島ですが、こんな季節になぜ、『ためしてガッテン』で「しょうが」で血巡りをよくする方法について放映するのでしょうか?
  それは、安くて身近な食材「しょうが」は、生で食べるか、しっかり加熱乾燥した上で食べるかによって、効果が逆転することがあり、それをできるだけ早く知ってもらいたいためと思われます。
  その効果とは、冷え取り食材No.1といわれている「しょうが」ですが、生のまま食べると、「生しょうが」に多く含まれるジンゲロールという成分が血管のカルシウムチャンネルという穴を塞ぐことにより、末梢血管を拡張させます。また、ジンゲロールは交感神経(感覚神経)を刺激して副腎髄質で主にアドレナリン分泌を活発化させて、発汗作用や強心作用を発揮します。
  ところが、発汗作用(体熱放散)によって皮膚が冷やされたり、過度の交感神経刺激によってノルアドレナリンの末梢血管収縮が開始されたりすると、次第に手足などの末端部位の体温が下がってしまい、冷えをさらに悪化させてしまうおそれがあります。
  一方、「生のしょうが」をしっかりと加熱したり、加熱乾燥させた粉末ショウガをもう少し加熱したりして、ジンゲロールをショウガオールという成分にどんどん置き換えることによって、ショウガオールがカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)という神経ペプチドの産生量を増やして、お腹周り(胃腸管部位)の血行をよくするため、お腹周りを中心に体をポカポカにしてくれます。
  したがって、電子レンジなどで薄くスライスした「しょうが」をしっかり加熱したりして、できるだけショウガオールという成分を増やしてから、しょうが料理(しょうが入りご飯, 豚しょうが焼きなど)やしょうが飲料(しょうがみそ汁, しょうが紅茶, しょうがココアなど)として食すれば、体をポカポカさせる効果が高まり、また胃腸の調子がよくなって消化不良や便秘が解消されます。
  冷え性で便秘ぎみの人にとって、「しょうが」は適切に摂れば、夏冷え防止や肌寒い冬季の冷え対策の必須アイテムとなること間違いなしです。
  「しょうが」は冷え対策に不可欠な食材ですが、そのほかにも消炎・鎮痛効果としての抗酸化作用(活性酸素除去作用)、抗病原体効果や抗アレルギー効果および抗腫瘍効果としての免疫力アップ、ダイエット(抗肥満)効果、メタボ(糖尿病や脂質異常)予防&改善効果や認知症(脳卒中やアルツハイマー)予防効果など、数多くの健康効果が報告されています。血巡り美人とWの細道  
  漢方薬の約7割に配合されている「しょうが」を日常生活で適切に用いれば、多くの人がより長く健康的な生活を送ることができ、ひいては日本の医療費の節約にもつながると思います。
  なお、食品医学研究所では、エビデンス(科学的根拠)に基づいて開発されたサプリメントのうちで、冷え性の人には『血巡り美人』を、ダイエット志向の人には『Wの細道』をそれぞれおすすめしております。





【第56節】お酒を愛する人はショウガ(生姜)も愛して!


  喫煙や過度の飲酒ならびに過激な運動や過剰なストレスは体内に活性酸素(スーパーオキシド・過酸化水素・ヒドロキシラジカル・一重項酸素など)を多量に発生させます。
  そして、体内の活性酸素除去システムで対処しきれなくなった活性酸素は、その強い酸化作用によって、遺伝子(DNA)を傷つけたり、脂質を過酸化脂質に変えたり、蛋白質を変性させたり、酵素を失活させたりして、がん(大腸・乳房・食道・膵臓・前立腺など)、心血管病、糖尿病、アルツハイマー病、肝臓病など主に生活習慣病の発症リスクを高めます。
  逆に、体内に活性酸素を多量発生させない限り、あるいは本来備わっている活性酸素除去システムが順調に機能している限り、活性酸素は体内に侵入した細菌などの異物を攻撃したり、体内の酵素反応を促進したりするなど、生体にとって重要な役割を果たします。SOD活性と年齢
  そして、余分な活性酸素はスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)、カタラーゼ(CAT)、グルタチオンペルオキシダーゼ(GSH-Px) 、グルタチオンリダクターゼ(GR)といった抗酸化酵素によって、消去ないし不活化されます。
  しかしながら、SODなどの抗酸化酵素の活性は、右図のように、40代から緊急時において十分な活性能力を発揮することができなくなることが分かっています。
  そして、40代からの連日の多量飲酒は、活性酸素を体内に多量発生させ、その除去がスムーズに行かなくなるため、上記の生活習慣病の発症リスクを高めます。
  ところが、多量飲酒時にショウガを摂取すれば、多量発生した活性酸素を除去する能力が高まることが、動物実験で明らかになりました。
  インドのスリ・ベンカテスワラ大学畜産学部のMallikarjuna氏らの研究(Fitoterapia 2010; 79: 174-8)では、ラットを6匹ずつ、①食塩水のみの対照群、②エタノール(2.0g/kg体重)摂取群、③ショウガ(1%入り食餌)摂取群、④エタノールとショウガ(1%入り食餌)摂取群に割りつけ、4週間飼育し、各群での抗酸化酵素の活性の度合いなどを調べました。SOD活性
  その結果、右図に示す4週間後の肝臓におけるSODの活性は、①の対照群に比べ、②のエタノール摂取群では弱まりますが、③のショウガ摂取群では高まり、④のエタノールとショウガ摂取群でも高い状態を維持しました。
  CAT活性は、①で0.38、②で0.29、③で0.57、④で0.52でした。
  GSH-Px活性は、、①で0.81、②で0.51、③で1.37、④で1.14でした。
  GR活性は、①で0.67、②で0.30、③で0.87、④で1.11でした。
  このように、これらの抗酸化酵素の活性は、①の対照に比べ、②のエタノール摂取で弱まりますが、③のショウガ摂取で高まり、④のエタノールとショウガ摂取においても高い状態を維持することが分かりました。
  また、有害物質を解毒して肝機能を強化するグルタチオン(GSH)活性は、①で109、②で51、③で171、④で159となり、②のエタノール単独摂取に比べ、④のエタノールとショウガ摂取において、より高い状態を維持しました。
  さらに、活性酸素の発生指標となる脂質過酸化物(LP)レベルは、①で61、②で118、③で46、④で100となり、②のエタノール単独摂取に比べ、④のエタノールとショウガ摂取において、より低い状態を維持しました。
  なお、同じスリ・ベンカテスワラ大学畜産学部のKondeti-Ramudu氏らの研究(J Ren Nutr 2010;On-Line)では、ラットによる実験ですが、飲酒時にショウガを摂取すると、飲酒による腎(ネフロン)機能の障害を防止できることを明らかにしています。
  このように、ショウガには多量飲酒による活性酸素の多量発生を阻止して肝機能や腎機能の障害(傷害)を防ぐ「解毒効果」が期待できますので、お酒を愛する人は飲酒に際して、できるだけショウガ(ショウガ料理)を食べることをお勧めします。





【第55節】ショウガはシミ取り美白とシワ取り美肌に効果あり


  きれいな色白の肌をイメージさせる「美白」は肌の新陳代謝を促進し、余分な色素沈着を取り除くことで達成可能です。
  そもそも、「シミ」と呼ばれる色素沈着は、皮膚の基底層の色素細胞(メラノサイト)でメラニン色素が過剰に生成されるために起こります。
  皮膚は外側から、「表皮」・「真皮」・「皮下脂肪組織」の3層から構成され、表皮はさらに4層に分かれ、一番内側の「基底層」で生成されたメラニン色素細胞は、その後「有棘層」、「顆粒層」、「角質層」へと次第に皮膚表面に移動して、約28日間で剥がれ落ちるターンオーバー(入れ替わり)を繰り返しています。
  メラニン色素は本来、メラノサイトで生成され、表皮細胞(ケラチノサイト)に送られて留まり、紫外線から皮膚の諸細胞を守る役割を担っています。
  しかし、紫外線などの刺激でメラニン色素が過剰に生成され、かつ細胞の新陳代謝が悪いと、メラニン色素の一部がケラチノサイトへ移行せずに、メラノサイトに留まり沈滞して「シミ」となります。ショウガの美白効果
  ポーラ化成工業(株)の本郷摩耶氏らの研究(日本薬学会; 2010年3月)によれば、ショウガ抽出物がメラノサイト内でメラニン色素が入っている袋状の顆粒のpHを酸性化してチロシナーゼ活性を下げて、メラニンの生成を抑えるそうです。
  したがって、ショウガ抽出物を肌に塗るか、食品として摂取しておけば、日光紫外線によって活性化されるチロシナーゼの活性を抑えたり、活性酸素を消去したりして、メラニン色素の定着を防ぐことができ、美白効果が得られるものと考えられます。
  ミシガン州にあるミシガン大学医学部のBhagavathula氏らの研究(Wound Repair Regen 2009; 17(3): On-line)では、右図のように、擦過傷を負ったラットの皮膚にショウガ抽出物(3%濃度)を1日1回、21日間塗り続けたところ、対照の外用抗炎症薬(コルチコステロイド)のような「まだら斑」がなく、色白な肌(pinkish hue)になることを報告しています。
  また、第50節でお話したように、生のショウガに多い6-ジンゲロールを体毛のないマウスの皮膚に塗ってから紫外線を照射すると、紫外線による活性酸素の発生や炎症が抑えられ、皮膚にシワやシミができにくくなることが明らかにされています
  その理由は、6-ジンゲロールが活性酸素を消去したり、転写因子NF-κBを不活性化したりすることによって、炎症や疼痛に関与する酵素シクロオキシゲナーゼ2(COX-2)の発現を抑えるためです。
  さらに、第50節でお話したように、体毛のないマウスに紫外線を照射した直後か、6時間後にショウガエキスを照射部に塗布すると、何も塗布しない場合に比べ4~8週間で有意にシワが目立ちにくくなることを明らかにしています
  したがって、紫外線による皮膚へのダメージが心配な人は、紫外線を浴びてしまう前後において、紫外線が当たる皮膚(肌)の部分を生ショウガの断面でゆっくり数回こすったり、あるいは生のショウガや粉末のショウガを摂取したりしておくと、紫外線による皮膚の劣化を抑えることができます。