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【第64節】2011年の花粉症対策とダイエットは『ショウガゆず緑茶』で!


  今春の花粉飛散量は、極端に少なかった昨年に比べると5倍、過去10年間の平均量と比べても2倍になると予測されています。
  「日経ヘルス」3月号(2月2日発売)の「決定版2011年花粉症対策」特集で、『ショウガゆず緑茶』(右写真)が紹介されています。
  『ショウガゆず緑茶』は”ショウガ” ”ゆず” ”緑茶”という身近にある三つの食材の合わせ技で、花粉症の根源ともいえる免疫グロブリンE(IgE)抗体の産生を抑え込むとともに、くしゃみ・鼻水・目のかゆみの元となるアミノ酸由来のヒスタミンや、鼻づまりの元となるアラキドン酸由来のロイコトリエンB4や、炎症増悪・腫れ・痛み・熱感・だるさの元となるプロスタグランジンD2、E2などの化学伝達物質(ケミカルメディエーター)がマスト細胞(肥満細胞ともいう)で増殖・肥大化して鼻粘膜などで撒き散らされる、いわゆる脱顆粒を抑えてくれます。
  生のショウガに多く含まれるジンゲロールは、本ブログの2009年12月の【第31節】で詳説されているとおり、下図の【ブロック】で示すIgE抗体の産生を抑えます。
  一方、生ショウガを加熱すると増えるショウガオールは、カラダ温め効果や体脂肪分解作用のほかに、本ブログの2009年12月の【第32節】で詳説されているとおり、右図の【ブロック】で示す化学伝達物質のヒスタミン、ロイコトリエン、プロスタグランジンの脱顆粒を抑える働きをします。
  「ゆず」は、その野生種で和歌山県特産の「じゃばら」には及ばないまでも、ナリルチンというフラボノイド成分がIgE抗体の産生を抑えたり、マスト細胞からのヒスタミンの放出を抑えたりします。
  緑茶の一種の「べにふうき緑茶」はメチル化カテキンを多く含み、これをあまり含まない普通の「緑茶」に比べ、抗ヒスタミン作用が強く、鼻をかむ回数、目のかゆみ、のどの痛みの3点の症状改善がみられるそうです。
  ところが、炎症の原因となる腫瘍壊死因子アルファ(TNF-α)の産生抑制率をショウガと比較すると、「べにふうき緑茶」は40%、ショウガは70%であり、ショウガのほうが、「べにふうき緑茶」よりもはるかに強力です。
  ニューヨークにあるニューヨーク州立大学ダウンステート・メディカルセンターのSmith-Norowitz氏らの最近の研究(Ann Clin Lab Sci 2010)によると、緑茶抽出物のカテキンやカフェインには、生ショウガに多く含まれるジンゲロールやゆずに多く含まれるナリルチンと同様に、花粉症の根源ともいえるIgE抗体そのものの産生を抑える働きがあるそうです。
  このように、ショウガ、ゆず、緑茶といった身近な三つの食材を組み合わせると、かなり強力な花粉症対策用の飲み物となりますので、花粉症が猛威を振るいそうな今春は『ショウガゆず緑茶』をこまめに飲んでみてはいかがでしょうか?
  『ショウガゆず緑茶』は、冷えの改善やダイエットならびにメタボ予防などにも効果を発揮します。
  さらに強力に抑え込みたい人は、ショウガ、レスベラトロール、マリアアザミの入った花粉症対策用のサプリ『すっきりジンジャー』をおすすめします。
  なお、花粉症対策のために『ショウガゆず緑茶』や『すっきりジンジャー』を摂る場合、食用油(紅花油・グレープシード油・ヒマワリ油・コーン油・大豆油)・マヨネーズ・ドレッシング・菓子類などに多いリノール酸やレバー・卵などに多いアラキドン酸は化学伝達物質のロイコトリエンやプロスタグランジンの作用を増強してしまい、花粉症や喘息などの症状を悪化させますので、やや控えるとよいでしょう。
  一方、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)の多い魚油や、α-リノレン酸の多いエゴマ(シソ)油や亜麻仁油はアレルギー過敏の体質を改善しますので、やや多めにとるとよいでしょう。





【お知らせ】TBS系列のテレビ番組「はなまるマーケット」でショウガによる免疫力アップ効果が放映される!


  2月2日(水)、TBS系列の朝のテレビ番組(8時30分~)「はなまるマーケット」の★とくまるコーナーで、免疫力アップレシピ大特集!が放映され、ショウガなどによる免疫力アップ効果が紹介されました。
  しかしながら、あまり免疫力を高めすぎたり、あるいはヘルパーT1(Th1)細胞とヘルパーT2(Th2)細胞など、免疫細胞間の活動バランスが極端に崩れたりすると、花粉症・アトピーなどのアレルギー疾患や関節リウマチなどの自己免疫疾患を発症しやすくなります。
  逆に、免疫力が低すぎると、今度はインフルエンザなどの感染症やガンなどを発症しやすくなります。
  ショウガは、免疫細胞の活動バランスをとりながら、カラダ全体の血液循環をよくして免疫力を適度にアップさせます。
  たとえば、ショウガは炎症の修復や免疫にあずかるマクロファージ(大食細胞)を刺激して活性化させ、腫瘍壊死因子アルファ(TNF-α)とよばれる生理活性物質(サイトカイン)の発現・生成を適度に促進することで、TNF-αがインフルエンザウイルスやガン細胞の増殖を抑えるようにします。
  ペンシルベニア州立大学のCampen氏らの研究(Arch Virol 1994)で、TNF-αがH1N1型のインフルエンザウイルスの増殖を抑えることが明らかにされています。
  また、富山大学(当時の富山医科薬科大学)の今西信子氏らの研究(Am J Chin Med 2006)によって、ショウガがマクロファージを適度に刺激してTNF-αの生成を促し、H3N2型(A香港型)のインフルエンザウイルスの増殖を抑えることが明らかになりました。
  ただし、TNF-αが大量に生成されると、正常細胞の酸化ストレスを増大させ、炎症を増悪させて、ガン細胞の分裂・増殖を促進させたり、関節リウマチの関節破壊を進行させたりしてしまいます。
  逆に、TNF-αの生成が抑えられてしまうと、感染症やガンに対する抑止力が下がってしまいます。
  つまり、TNF-αは「諸刃の剣」なのです。
  したがって、免疫力を高める食材を摂る場合には、TNF-αの過剰生成による副作用を防ぐ必要があり、そのためには①炎症を抑えるもの、②血流を改善するもの、③抗酸化(活性酸素消去)作用のあるもの、④解毒作用のあるもの、などを併用することをおすすめします。
  そして、これらの要件すべてを満たす食材が「ショウガ」なのです。
  たとえば、TNF-α(およびNF-κBという転写因子)が過剰に生成されると、ガン細胞の細胞死(アポトーシス)が起こりにくくなり、ガンの増殖・転移が促進されてしまいますが、ショウガは免疫システムを調節してTNF-α(およびNF-κB)の過剰生成を抑えるため、ガン予防に役立ちます。
  つまり、ショウガは血液循環をよくして免疫力を高めたり、マクロファージを適度に活性化したりして、インフルエンザやガンを防ぐのに役立ちます。  
  加熱乾燥もしくは天日干しした「ウルトラしょうが」のほうが、生のしょうがよりも、消炎作用・血流改善作用・抗酸化作用・解毒作用が強力であるため、生のショウガはしっかり加熱してから摂るようにしてください。