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【第65節】放射能による健康障害が心配な人は抗酸化力が大きいショウガなどの食材をどうぞ!


  2011年4月11日の東日本大震災に端を発する福島第一原発事故により、大量の放射性物質が大気中や海水中に漏洩し、未だ完全な放射性物質や放射線の封じ込めができていない状況が大きな社会不安要因となっています。
  福島第一原発で事態の収拾作業にあたっている人では、短期間に高線量の放射線を被曝する危険性があり、急性障害としての放射線宿酔(吐き気・嘔吐)、白血球(主にリンパ球)の減少、脱毛、皮膚炎、生殖器障害、胃腸障害、内出血などが心配です。
  また、福島第一原発に比較的近い地域に住んでいる人では、もし長期間にわたり低線量の放射線を体内外から浴び続けた場合に、数ヶ月~二三十年後に、晩発性障害としての白内障、甲状腺ガン・白血病・皮膚ガンなどのガン、再生不良性貧血、老化促進などが気にかかります。
  体外、体内の何れからでも、一定線量以上の放射線を浴びた場合、体内にフリーラジカルと呼ばれる活性酸素が多量に発生します。
  活性酸素は細菌やウイルスなどの病原体が体内に侵入してきた際、白血球(特に好中球)が活性酸素を利用して病原体を破壊する反面、過剰な活性酸素はシミ・シワなどの見た目の老化現象や様々な病気の原因となります。
  特に、ガンや心血管疾患ならびに糖尿病においては、その90%が活性酸素によるといわれています。
  たとえば、活性酸素は正常な細胞内のDNAを傷つけて、ガン細胞の発生や増殖を促したり、悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪を過酸化脂質に変えて血管をもろくし、心筋梗塞や脳卒中の原因となる動脈硬化を促進したりします。
  現在、ガンが死因第1位(全死因の約30%)を占め、次いで心疾患(16%)、脳血管疾患(11%)となっており、ガンと心血管疾患が生命を脅かす主要な病気といえます。
  これらの病気で亡くなる人を減らすには、早期発見や早期治療(二次予防)も大切ですが、これらの病気にかかる人を減らすこと(一次予防)も大変重要です。
  では、死因第1位のガンを予防する食材として、どのようなものがあるのでしょうか?
  テキサス州(ヒューストン)にあるテキサス州立大学M.D.アンダーソンがんセンターのAggarwal氏らの研究(Biochem Pharmacol 2006)によれば、ガン予防効果が期待できる食材として、図に示す18種類(アーティチョーク・オレアンダー(毒性あり)・トマト・ニンニク・ニンジン・茶・赤ブドウ・赤唐辛子・ターメリック・クローブ・プロポリス・アブラナ科野菜・ザクロ・ショウガ・バジル・フェンネル・大豆・アロエ)をあげています。
  私見ですが、この18種類の他に、抗ガン作用のある成分(ヘスペリジン・ナリンギン・オーラプテン・β-クリプトキサンチン・リモネン)を含むユズ(柚子)などの柑橘類や、ベータ1,3Dグルカンを含むキノコ類や海草類もガン予防食材として欠かせません。
  一方、ガンや心血管病や糖尿病など、活性酸素が大きく関与する病気全般の予防に役立つ食材には、どのようなものがあるのでしょうか?
  ノルウェーのオスロ大学のBlomhoff氏らの研究(Am J Clin Nutr 2006)で抗酸化力(活性酸素消去能力)の観点から調査した結果、1,113の検査品目中で、ショウガは抗酸化物質含有量(100gあたりのmol数)がクローブ、オレガノに次いで第3番目であり、その後にシナモン、ターメリックなどが続きました。
  ショウガは強力な抗酸化力が期待できる身近で安価な食材ですので、多くの人が日常的にお摂りになることをお勧めします。
  生ショウガに多いジンゲロールよりも、それを加熱乾燥すると増えるショウガオールのほうが、どちらかというと抗酸化力が高いという報告はありますが、ご自分の好みやその他の効能で、どちらを選択してもよいでしょう。