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【第67節】原発放射線に対する健康自衛策としてショウガ摂取が効果的!


  福島第一原発事故で、現在最も問題になっている放射性物質は放射性セシウム(Cs-137)で、この半減期が約30年と長いため、現場周辺地域の放射性セシウム汚染はかなり深刻です。
  放射性セシウムは体内に入ると主に筋肉組織などの細胞内に溶け込み、体外に排出されるまで100日~200日かかるので、その間ずっと体内でベータ線やガンマ線を放射し続けるため、細胞内のDNAを直接傷つけたり、細胞内にフリーラジカル(スーパーオキシドアニオンラジカルやヒドロキシラジカルなどの遊離活性基)を産生し、細胞内の諸器官に様々な障害を引き起こしたりします。
  フリーラジカルによって細胞が死滅すれば問題は少ないのですが、中途半端に傷つけられたまま細胞が生き残った場合には、その細胞は本来の機能が果たせなくなって老化を促進させたり、異物として無制限に増殖し続けてガン化したりします。
  これまでの研究で、ビタミンCやビタミンEならびにカロチノイドなどの抗酸化ビタミンではフリーラジカルをスカベンジ(捕捉)できないことが分かっていますが、放射線(ガンマ線など)に被曝する前にショウガを摂っておくと、体内でのフリーラジカルの産生をかなり阻止できるとの報告があります。
  インドのKasturba医科大学のJagetia氏らの研究(Cancer Biother Radiopharm 2004)によれば、マウスを用いた実験(右図)で、大量のガンマ線照射の5日前から一日一回、ショウガを経口摂取させておくと、ショウガを照射後に摂取させた場合や摂取させなかった場合に比べ、照射後の細胞ダメージが有意に少なく、生存率がはるかに高くなることを報告しています。
  これは、ショウガ成分がスーパーオキシド・ディスムターゼ(SOD)やカタラーゼならびにグルタチオン・ペルオキシダーゼといった抗酸化酵素の活性を高めて、フリーラジカルをスカベンジしたり、脂質過酸化を阻止したりして、細胞の酸化ストレスを軽減し、危険な放射線(ガンマ線)から細胞を守るためと考えられます。
  酸化ストレスは放射線障害だけでなく、ガン、動脈硬化、糖尿病、アルツハイマー型認知症などの発症ないし症状悪化をも引き起こすため、ショウガによる細胞の酸化ストレス軽減作用は、「ガン」や「老化」などの進行に対するブレーキの役目を果たすものと考えられます。
  また、韓国の慶熙大学のGuahk氏らの研究(J Med Food 2010)によれば、ショウガ水溶液をあらかじめ皮膚に塗ってから紫外線(UVB)を照射した場合、ジンゲロールとショウガオールの抗炎症作用によって、皮膚へのダメージが軽減され、シワやシミの発生が抑えられることを報告しています。
  このように、ショウガを日常的に利用することは、原発放射線による健康障害を予防するためのみならず、日頃の健康や美肌の保持・増進にも、とてもよいことです。